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ITスキル標準とは?

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「ものさし」としてのスキル標準
(3) スキルの記述範囲

 本スキル標準においては、ITサービスにおけるプロフェッショナルとして、エントリレベルからハイレベルにいたるキャリアパスを実現していくために共通に必要となるスキルを主体に記述しています。

 一方で、「ものさし」としての一覧性や利便性、メンテナンスの容易性を確保する等の観点から、プロジェクトの局面に応じて短期的に必要となる個別の製品・サービス及び適用業務知識に関する要素スキルや、個人の適性や資質にかかわるような人間系のスキルについては、詳細な記述を行っていません。

 個別の製品・サービスや適用業務知識に関する要素スキルは、項目として記述すれば膨大な量となりますが、実際には一個人としてその全てを修得することはありません。どの要素スキルを必要とするかは、担当するプロジェクトや所属する会社の事業戦略、個人のキャリアパスイメージの持ち様などによって選択されるものです。また、直面する業務において不可欠となる要素スキルの修得は、プロフェッショナルとして、当然、自発的に行われるべきものと言えます。

 人間系のスキルは、一般的にプロジェクトで成果をあげることや、高いスキルを実現していくための動機や行動の拠り所としても重要なものです。本スキル標準においては、人間系のスキルに関して、要素分解によって漏れなく記述することの困難性と、研修などの共通的な教育・訓練で十分に育成することの困難性から、詳細な記述は行っていません。しかし、キャリアパスの実現にあたって、実際に経験・実績を積むには人間系のスキルも不可欠であるとの観点から、達成度指標による経験・実績の記述によって、必要な人間系のスキルを包含した観察を行い得るものと整理しています。

 なお、コミュニケーション、ネゴシエーション及びリーダーシップについては、研修などの教育・訓練である程度十分な育成が行えることに加えて、近年、サービスビジネスとしてその重要性が叫ばれていることから、全ての職種にわたってスキル項目として盛り込んでいます。

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