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IT人材育成

共通キャリア・スキルフレームワーク

共通キャリア・スキルフレームワーク

1.背景

あらゆる経済活動へのITの浸透、産業全般のグローバル大競争の激化等の中で、わが国が国際競争力を維持強化していくためには、今後10年先を見据えたIT人材育成戦略を構築することが急務になっています。そのためには、今後、わが国が目指すべき高度IT人材像に即したキャリアと求められるスキルを示した「共通キャリア・スキルフレームワーク」を構築する必要があることが産業構造審議会情報経済分科会情報サービス・ソフトウェア小委員会人材育成ワーキンググループ報告書(2007年7月)の中で提言されました。

2.「共通キャリア・スキルフレームワーク」の目的

当文書は、同報告書で提言された「共通キャリア・スキルフレームワーク」を具体的に整理したものです。ITスキル標準(ITSS)、組込みスキル標準(ETSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)の各スキル標準の参照モデルとして位置付けるとともに、情報処理技術者試験との対応関係を明確にしました。従って、「共通キャリア・スキルフレームワーク」は、今後必要とされる高度IT人材の人材像とその保有すべき能力や果たすべき役割(貢献)の観点から整理した、共通の育成・評価のための枠組となっています。
これにより異なる業務領域や職種へ移っても、元の職種でのレベルと新たな職種でのレベルの相違や、求められるスキル・知識の相違などの理解が可能になります。

3.「共通キャリア・スキルフレームワーク」の概要

1)人材類型と人材像

高度IT人材の10年先を見据え、3つの人材類型と、さらに6つに分類した人材像を定義しました。

人材類型 人材像
基本戦略系人材 ストラテジスト
ソリューション系人材 システムアーキテクト
プロジェクトマネージャ
テクニカルスペシャリスト
サービスマネージャ
クリエーション系人材 クリエータ

2)レベルの定義の整合

共通キャリア・スキルフレームワークによるキャリアレベルを定義し、3スキル標準の整合性を確保するようにしました。

3)情報処理技術者試験との対応

共通キャリア・スキルフレームワークのレベル1~4との対応関係を明確にし、情報処理技術者試験がレベル判定に活用できるようにしました。

4)知識体系の定義

共通キャリア・スキルフレームワークのレベル1~4で必要とされる知識を知識体系として整理を行いました。

参考資料

「高度IT人材の育成をめざして」
産業構造審議会情報経済分科会 情報サービス・ソフトウェア小委員会

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