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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  竹田 正幸 PM (九州大学大学院 システム情報科学研究院 教授)


2.採択者氏名

開発代表者

石野  明 (東北大学大学院 情報科学研究科 助教 )

共同開発者

大崎 嗣豊(東北大学大学院 情報科学研究科 )

奥山 哲郎(東北大学大学院 情報科学研究科 )


3.プロジェクト管理組織


  有限会社アカデミア


4.採択金額


  8,750,000


5.テーマ名


  ホワイトボード画像の保存・再生システムの開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

・ホワイトボードを用いて行われる議論をコンピュータによって支援する環境の開発を通じて,コンピュータを用いた実験・開発環境を構築するための基礎技術の構築を行う.さらに,その基礎技術をロボットを用いた実験環境へと応用する.

 

ホワイトボードは研究室や開発室などにおいて創作的な活動の中心のひとつである.

そこで,本提案ではホワイトボードの書き込みすべてをコンピュータによって記録することを行う.具体的には,ホワイトボードの内容をカメラを用いて画像データとして保存し,保存された画像データはプロジェクタによって再生する.保存は常に行い,保存を取るための操作はいっさい必要としない.画像の保存が必要だと気づくのは,ホワイトボード上の書き込みが消された後であり,決して,それがホワイトボード上にあるときではないからである.

 

さらに,ホワイトボードの拡張を応用し,ロボットを用いた実験環境を構築する.これはホワイトボードと同様に,カメラとプロジェクタによって実験環境の保存と再現を行うものである.ロボットの観測したデータや内部状態などをプロジェクタを通じてロボットの周囲へと投影することによって,本来,不可視な情報を自然な形で可視化することができる.


8.採択理由

非常にユニークなご提案であり、大変興味深く拝見しました。情報システムは、少々入出力インタフェースを充実させても「コンピュータを操作している」というイメージを拭えない観がありますが、本提案は、われわれの周りに実体として存在するモノを扱う操作をコンピュータに支援させようとするもので、人間はシステムの存在を意識せずにすみます。まさに「目からうろこ」でした。この提案が実現されれば、ホワイトボードを用いて議論するという極めて普遍的な営みを非常に効果的に支援することができ、世の中にあたえるインパクトはきわめて大きいと期待できます。




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