IPA


公募結果一覧へ

 



2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  美馬 義亮 PM (公立はこだて未来大学 システム情報科学部 准教授)


2.採択者氏名

開発代表者

比嘉  了 (多摩美術大学  大学院生)

共同開発者

市川 創太 (doubleNegatives Architecture 建築家)


3.プロジェクト管理組織


  株式会社 創夢


4.採択金額


  5,500,000


5.テーマ名


  音響プログラミング/パフォーマンスのための空間的UIの開発


6.関連Webサイト


  なし


7.申請テーマ概要

本プロジェクトにおいては、リアルタイム・サウンド・パフォーマンス用の音響プログラミング言語の開発をベースに、来るべき3次元入出力デバイスの登場や大規模なオンライン・データベースの使用を念頭においた、空間的ユーザー・インタフェース(SUI: Spacial User Interface)の基本的な設計と実装を行う。

 

SUIは、グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)におけるWIMPのような、2次元平面上のメタフォリカルなウィジェット/ディスプレイに代わる、3次元あるいはそれ以上の次元の空間における位置や距離といった属性そのものを用いた入力ウィジェット、ネットワークで接続された高次元のデータを、マルチ・ユーザ環境において動的かつ多層的に視聴覚化するアウトプット・インタフェース、それらを構成するためのプログラミング・インタフェース群からなる。

 

このポスト=GUI、ポスト=ビジュアル・プログラミング(VP)としてのSUIを、サウンド・パフォーマンスの実践というクリティカルな状況のためのライブ・プログラミング言語に実装し、さらには開発したソフトウェアをGPLによって公開することで、その有用性、可能性、汎用性を広く社会に提案、検証する。

 

ソフトウェアの開発に関しては、新しいコンセプトや機能だけでなくその美的表現を特に重視し、言語ならびにインタフェースの全体構造や視覚的構成からディテールの隅々まで、一貫した美学のもとで建築的にデザインすることで、知覚と概念、身体と抽象、思考と時空を密に結びつけ、ユーザーの創造性や想像力を触発する美的強度と洗練を兼ね備えた芸術的実装を目指す。


8.採択理由

個人用コンピュータの上で3次元の表示をストレスなく実行できるようになっている現在、3次元空間での表現を用いた表現にはまだ実現されていないさまざまな可能性がある。提案者により3次元空間において図形をもちいた音響デザインプログラミング環境のプロトタイプをすでに作成されており、視覚的デザインの優れたプログラミング環境となることを予感させている。また、提案者はプログラミング言語にも十分な知識や経験を持ちこのプロトタイプを発展させる可能性をもっていると判断し、採択とした。




  ページトップへ   

 

 


  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004