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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  河野 恭之 PM (関西学院大学 理工学部 教授)


2.採択者氏名

開発代表者

伊藤 惇 (京都大学大学院 情報学研究科 知能情報学専攻 修士課程 )

共同開発者

中蔵 聡哉 (京都大学大学院 情報学研究科 知能情報学専攻 修士課程 )  


3.プロジェクト管理組織


  テクノロジーシードインキュベーション株式会社


4.採択金額


  4,000,000


5.テーマ名


  写真をベースとした音声会話の記録と実世界ブログの開発


6.関連Webサイト


  http://www.ii.ist.i.kyoto-u.ac.jp/~ito/photochat/photochat.html


7.申請テーマ概要

 音声レコーダは古くから普及しているものの、写真とは違い日常的な体験を記録する手段としては定着していない。その原因としては、音声データには一覧性がなく、また改まって録音しようとすると不自然な記録となってしまうことが考えられる。そこで我々は、写真を見ながらそれについて会話するという日常的な行為に着目する。写真についての会話データをその写真に関連付けることで、写真が音声データの一種のサムネイルとなり一覧性が高まる。また、録音したいと思うときにはその場で関連付けるための写真を撮影すればよい。

 本提案は写真に音声データを関連付けて体験を記録するシステムの開発を目的とする。さらに離れたユーザ同士が会話できるよう、音声通話機能も実装する。得られた体験記録は、アドホックネットワーク上でP2P方式により接続された端末間でリアルタイムに情報共有し、人の潜在的な体験共有欲求を刺激することでさらなる会話を促すことを目指す。また、このシステムによって得られる写真と音声による体験記録は、ブログに代表される文章表現を用いた体験記録に比べ直感的で容易に作成できる。その上文章化のプロセスを経ることなく、体験の現場において体験記録コンテンツを作成できるため、「実世界ブログ」ともいうべきサービスを開発することができると考える。作成したコンテンツをユーザが簡単にアップロードできる仕組みを提供し、継続的なコミュニケーションの場として利用できる実世界ブログ環境を構築することを目指す。


8.採択理由

提案者が共同開発者となっていた2006年度上期の開発成果を入力「デバイス」とした実世界blogの新規提案である.オーディオ情報を核に実世界の分節化・記録・整理を行うという提案は提案書ではピンと来なかったがヒアリングにより納得させられた.実装だけでなく世の中に広めるための作戦立て・実施を希望する.




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