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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要


 




1.担当PM

  河野 恭之 PM (関西学院大学 理工学部 教授)




2.採択者氏名

開発代表者

美崎  薫 (フリー )

共同開発者

なし




3.プロジェクト管理組織


  テクノロジーシードインキュベーション株式会社




4.採択金額


  7,900,000




5.テーマ名


  PilePaperFile




6.関連Webサイト


  なし




7.申請テーマ概要

本提案では、コンピュータの使いやすさをより向上させるため、アイコンを廃し、紙のもっていたインターフェースを再考し「重ねる」「選り分ける」などの操作体系を実現する。フォルダのなかにフォルダを重ねるツリー型のファイルモデルの代わりに、複数の見出しを併用した「ルーズリーフパイルモデル」を提案する。Webページや写真、テキストファイルなどの区別なく、統一して扱う。

 

「ルーズリーフパイルモデル」では、ウィンドウに開いた内容は、基本的に保存するので、たとえばWebページなどで、参考のために開いておきたいようなページも、データとして保持し、再アクセスも可能になる。Webページの履歴システムとしても動作可能であり、ただ再アクセスのためだけに、大量のWebページを開いておく必要がなくなる。

 

同時に、コンピュータならではの環境を重ね合わせ、コマンドとログを同時に記録し、同じ操作を可能なかぎり省力的に行えることをめざす。

 

100万ファイルをオペレーションした「多数」の実績から、入力のたやすさ/操作のたやすさ/確認の必要性と訂正のたやすさの観点で最適化し、操作法を検討する。

GUIのマウスは、アプリケーションへの命令(書く)、選択、オペレーションをひとつのデバイスで行うため、それらをどのように割り当てるかによって、使い勝手が変わってくる。ユーザーの意思を効果的に反映できるシステムとする。

なお、今回のシステムはゼロから新規に開発し、既存の『SmartCalendar』を拡張したものではないものにする予定である(一部にカレンダーインターフェースを採り入れる可能性はある)




8.採択理由

重ねた紙,綴じた紙,広げた紙をモチーフとした統合デスクトップ環境の提案である.本開発者はこれまでにも極めて多数のラスタデータを閲覧する環境を提案してきたが,今回の提案は紙のパラパラ感,書店の平積み台の一覧感をデスクトップ上にいかに表現し,操作できるようにするかがチャレンジとなる.特に操作に関してはジェスチャの利用を考えているようだが,その再考を条件に採択とする.



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