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2007年度第T期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件概要

 


1.担当PM

  松原 健二 PM (株式会社コーエー 専務執行役員)


2.採択者氏名

開発代表者

安本 匡佑 (東京芸術大学大学院映像研究科 桐山研究室 博士1年 )

共同開発者

坂井 理笑 (東京大学情報学環特任研究員 )


3.プロジェクト管理組織


  リトルスタジオインク株式会社


4.採択金額


  7,200,000


5.テーマ名


  身体で操るバランスボール型インターフェースシステムの開発


6.関連Webサイト


  http://maya.ac/bb


7.申請テーマ概要

 バランスボールに複数のセンサーを組み合わせた新たなデバイスをユーザーインターフェースとしてゲームなどに用いるための基盤となるシステムの開発と、このシステムを応用したソフトウェアの開発を提案する。このユーザーインターフェースシステムでは全身を動かして操作することにより得られるスポーツ的な面白さを追求できる。

 このシステムにおけるスポーツ的な面白さとは、以下の3つである。

1つ目は全身を動かすことの爽快感。バランスボールをインターフェースとして用いる事で、指先と眼球運動だけになりがちなコンピューターの操作を全身を使った運動へと変え、身体を動かし操作すること自体が面白いと感じるようになる。2つ目は成長と達成感。バランスボールは普段意識していない腰の動きを用いたデバイスであるため、初めて操作すると難しく思い通りに行かないが、練習するにつれ思い通りに動けるようになる。スポーツや楽器の演奏などのように、繰り返して行うことで上達していき、極めていく事で達成感を与えられる。3つ目は健康など身体へのフィードバック。本来健康器具であるバランスボールを用いる事で、運動不足や肥満の解消といった現実世界の自分自身へのフィードバックを与える。

 バランスボールという球体で、様々に変化しうる立体的なデバイスを活かすため、圧力、傾き、歪み等をセンサーで計測し、それら異なった情報を組み合わせてユーザーの動きを計算する。単純な2次元平面上の移動以外にも様々な値が得られるため、全身を使った今までにない操作感を実現できる。

 エンターテインメントソフトウェア等に利用可能な形にするためにソフトウェアのライブラリ化を行い、このシステムの有用性を示し普及を図るためゲームなどに実際に応用したアプリケーションの開発を行う。

 


8.採択理由

バランスボールを用いた全身動作による新しいユーザインタフェースへの試みであり、エンターテインメントの新しい楽しみ方の可能性を持つ。コンテンツ開発者がこれまでとは異なる創造性を発揮する場を提供する研究であり、本PJの趣旨に合致する。総額720万円で採択する。




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