アートと日常を近づけることにとってインターネットの普及は、誰もが発信者となれる環境を提供し、大きく貢献すると考えられた。しかし実際は、埋もれてしまっている作品は未だ多く存在すると考えられる。原因としては現状、文字情報以外の検索はコストが高いこと、アートには早急なニーズはない事から、検索への駆動力に乏しい事などが挙げられる。"picsense"はこれらのアートに自然な形で触れる機会を提供し、現在ネット上にあふれるコンテンツの流通を促すためのシステムである。検索コストを下げ、自然な形での視聴を実現する事で、コンテンツに触れる機会を増やし、一般的な検索では得られないコンテンツとの出会いを創出する。またクリエイタと閲覧者間のコミュニケーションを促進することで、フィードバックがおこり相互に発信し合うよりよい文化の形成を目指す。
|