IPA


開発成果一覧へ





2005年度上期 未踏ソフトウェア創造事業  採択案件評価書


 



1.担当PM

   酒井 裕司 (株式会社イグナイトジャパン ジェネラルパートナー)



2.採択者氏名


開発代表者

山本 大介 (名古屋大学大学院 情報科学研究科 博士課程学生)

共同開発者

清水 敏之 (名古屋大学大学院 情報科学研究科 博士課程学生)



3.プロジェクト管理組織


  株式会社 リオ



4.委託金支払額


  11,998,950



5.テーマ名


  マルチメディアコンテンツの配信とそのコミュニティ支援システムの開発



6.関連Webサイト


  http://synvie.net/



7.テーマ概要


 
マルチメディアコンテンツに対するアノテーションタグ付加を行う基本データ構造を元に、同技術をビデオに応用し、ニーズが高まると想定されるビデオを用いたブログ、同ブログに基づく、検索が容易ではないビデオコンテンツに対する内容に応じた検索を可能とするアプリケーションの作成を行う。



8.採択理由


 現在、ニーズが顕在化しつつある領域のアプリケーションと考え採択させて頂きました。基本ユーザーインターフェイスに関しては現時点でも良くできていると考えます。今後、ベースとなるシステムの強化と実際にユーザーへの機能提供を通してさらに改良していければと考えています。




9.開発目標


 確立された基本技術をユーザーインターフェイスを含め、Blogの対象と想定される初級ユーザーに使いやすいアプリケーションとして構築するとともに、サービス提供事業者の要求する既存システムとの結合、高可用性など実用に即した構造基盤を作成する。



10.進捗概要


 当初ベースとなる基本システムがある程度完成している状態からプロジェクトをスタートしたが、プロジェクトの進行の折々に実際に利用することが想定される事業者との接触も重ね、不足する機能などの指摘を受けよりユーザーよりの機能充実を図ることが出来た。



11.成果


 プロジェクト進行半ばの段階においては、プロダクトに興味を示すユーザーこそいたものの、同システムの採用を真剣に検討する事業者はいなかった。ところが、機能の充実した終盤に至り、同システムの実運用に意欲を示す事業者が複数現れるまでになった。
  プロジェクト担当開発者にとっても、実ニーズを自らのコードに反映するサイクルの繰り返しを経験することにより、確たる基盤技術を、使われる技術に変貌させ、また、ユーザーにアピールする術などに亘る経験とノウハウが得られたと考えられる。



12.プロジェクト評価


 潜在ユーザーの評価も客観的に勘案し、人材育成、アプリケーションの品質、機能の面からきわめて満足する結果が得られたと考えられる。



13.今後の課題


 人材面からは、より大規模な開発部隊を指揮しながら、ユーザーのニーズをくみ上げる開発経験が望まれる。また、当アプリケーション自身で言えば、実運用環境での高負荷環境下での安定性、継続的な開発による他を寄せ付けない進歩、そして、それらを支える開発投資基盤としての収益の確保が課題となるだろう。


  ページトップへ   






  Copyright(c) Information-technology Promotion Agency, Japan. All rights reserved 2004