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2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業 成果評価報告書(プロジェクト全体について)



 プロジェクトマネジャー: 酒井 裕司 (株式会社イグナイトジャパン ジェネラルパートナー)



1.プロジェクト全体の概要


 本プロジェクトは、オープンソースで利用ニーズが明確で独創性のあるアプリケーションの制作を補助することにより、もって、幅広く利用される独創的なソフトウェアの立案、企画、制作を遂行できるような人材を発掘し、また、オープンソースコミュニティーでの互いの創造性を刺激するシードを提供することにある。




2.プロジェクト採択時の評価(全体)


 プロジェクト採択に当たっては、独創的であり、利用目的が明確かつ、未踏プロジェクトに許容される数ヶ月単位での開発が可能なプロジェクトという事で、特に、開発期間の短さが大きな制約となる。
 今回のプロジェクトでは、
  「確率モデルを利用した負荷分散型サーバー」
  「逆Proxy型Webサーバー拡張システム」
  「 共用著作物を利用したコンテンツ作成システムのためのフレームワーク」
の三点を採用した。
 それぞれ、負荷分散、既存Webシステムに対する拡張、複雑化する権利関係を守りながらのコンテンツ二次利用といった明確なニーズに対する解決方法を独創的な提案であった。



3.プロジェクト終了時の評価


 プロジェクト終了時点における評価基準は、設定された課題に対して、プロジェクト期間における明確化された達成目標をどれだけ満たしたかにある。提供される機能設計に関してはすべてのプロジェクトは満足征くものであった。
 しかしながら、残念ながら約束した仕様を期日通りに作るという点に関しては「共有著作物を利用したコンテンツ作成システムのためのフレームワーク」では十分とは言えなかった。設計機能はどこかの時点で割り切って実装に持って行くほか無いのであるが、この設計上の割り切りにおいて、十分な決断が出来なかった。



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