実施時期 |
2023年5月~2023年11月 |
受講費用 |
80,000円/非課税
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講習の ねらい |
業界別に仮想企業を想定したシナリオによる実践的演習の形式を中心としたトレーニング。業界別に考慮すべきセキュリティ要件、安全性要件を織り込んだ具体的なディスカッションを行い、企業が直面するサイバーリスクへの対応について学ぶ。 情報処理安全確保支援士同士の相互研鑽(グループ討議や意見交換を実施)の場としても位置付け、同一業界、他業界から参加した受講者同士の情報共有や人脈形成を推進する。 ※本演習における「サイバーレジリエンス」とは、部署・部門のサイバーセキュリティに関する対応力・回復力を強化し、企業組織全体の強靭化を図ることを意図している。 |
達成目標 |
以下の能力を身に付け、インシデント発生から事後対応までの全体的な流れを把握し行動できるようになる。
(1)異常情報の断片的な報告を解析することにより状況を把握することができる。
(2)関係者への報告や連絡を適切に行うことができる。
(3)事後対応として報告することができる。
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科目 標準学習時間 |
知識:約2時間
技能:約12時間
計約14時間 |
実施形態 |
集合形式又はWeb会議システムを用いたグループ討議と座学講義 ※新型コロナウイルスによる影響が無い場合は集合形式
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コース概要 |
知識(1) 座学講義:サイバーセキュリティ、インシデント発生動向 約1時間
技能(1) グループワーク
(2) グループ発表 計12時間
知識(2) 座学講義:規制・ガイドライン、国際標準解説 約1時間
※各グループワークは想定シナリオに基づくインシデント対応(検知から対策まで)を グループディスカッションにて実施。グループ毎に検討結果をまとめて発表。 講師陣が講評をする。
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修了基準 |
- 座学講義・グループ討議を、本人が受講すること。
- 座学講義・グループ討議は、やむをえないトラブル以外は参加すること。
- グループ討議に積極的に参加すること。
具体的には、ファシリテーター及び講師が質疑応答を通じて、理解度や討議への参加態度(発表資料作成への貢献等)を評価する。
- 全カリキュラムの3/4以上出席していること。
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留意事項 |
- 当講習は開催回ごとに特定の業界を対象とした講義を行います。対象業界に該当しない受講者の申込みについては想定した演習が実施できない恐れがあるため、参加をお断りする場合があります。予めご了承ください。
- 当講習では、参加者の役職や担当職務、事前に送付させて頂くアンケート、また受講人数のバランスも踏まえ、予めグループ編成を行います。
- 当講習では、グループワークによって、仮想企業における対策立案や意思決定の議論を行って頂きます。業界別に熟議を行いサイバーセキュリティに関する課題を整理して頂くため、自社の状況をお話しいただく場合がございます。この場合、受講者のご判断により、開示できる範囲でご対応の程、よろしくお願いします。(なお、会社の状況等、機微な内容は参加者限りとするため、当講習に参加する受講者、講師、他関係者には秘密保持誓約書にサインを頂きます。)
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実施日 |
開催地 |
対象業界 |
申込み受付期間 |
第1回
5月
25日(木)・
26日(金)
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【東京開催】
独立行政法人情報処理推進機構
東京都文京区本駒込2-28-8
文京グリーンコート
センターオフィス8階
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自動車(製造)、ファクトリーオートメーション、鉄道、道路、情報通信(通信・放送・CATV)*1、医療(医療機器・医療情報システム)、スマートモビリティ
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2023年
2月6日(月)~
4月28日(金)
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*1ここでの「情報通信」は、電気通信事業法に基づき電気通信役務を行う者とその関連子会社を指します。
「受講申込書」に必要事項を記入していただき、メールにてPDFでお申し込みください。
※お申込みいただきましたら、担当者よりご連絡差し上げます。
独立行政法人情報処理推進機構
産業サイバーセキュリティセンター
担当:北村、中山
Tel:03-5978-7554(直通)(受付時間)平日9:30-18:00
Email:
(注釈)原則として、納入後の受講料はキャンセルされる場合でも、返金は致しかねますので予めご了承ください。
・当講習は、セキュリティや人材育成の専門家で構成する、第三者による有識者委員会にて承認された講師が担当します。
・当講習は、常に複数の講師が担当します。様々な経験を持つ講師の知見に触れられます。
ふりがな 氏名 | 所属・役職 | 当講習における役割等 |
かどばやし ゆうき
門林 雄基 |
奈良先端科学技術大学院大学・教授 ※CoEの中核人材育成プログラムの講師、専門委員 |
主講師 座学を担当し、グループワークを含む全体統括 |
みやもと だいすけ
宮本 大輔 |
東京大学 情報理工学系研究科・准教授 奈良先端科学技術大学院大学・客員准教授 |
グループワークのファシリテーター 演習シナリオの作成 |