多数の皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
IT人材育成

ITは今や日常生活に欠かせないものになっており、技術革新が速い中、グローバル化によってITプロフェッショナルの活躍する舞台も国内外に広がっています。そのような将来性にあふれたIT産業は、実は女性が活躍している産業の1つでもあります。今回は第一線で活躍する4名の女性ITプロフェッショナルと JISA(社団法人 情報サービス産業協会)人事雇用部会部会長の國井様にご登壇いただき、就職活動を控えた女子学生とのディスカッションを通して女性 ITプロフェッショナルとしてのキャリアとIT産業の魅力、そして活躍の秘訣に迫ります。また同時に、IT産業に関心をもつ女子学生のIT産業に対するイメージや期待、不安や疑問を浮き彫りにします。

ソフトウェア・エンジニアリング

日本のものづくりは、高品質の製品を生み出すことで評価を得てきたが、最近になって、品質面での課題が指摘されている。特に、高品質を説明・証明する点で課題が大きく、機能安全や第三者検証(IV&V)などへの取組みが求められている。本講演では、日本のものづくりの強みと弱みについて、すり合わせ型の組織と製品開発、技術者の意識に支えられた品質、ボトムアップの設計などの面から議論し、日本の強みを活かして高信頼システムを開発するための方向性について述べる。また、機能安全など高信頼システムのため開発技術とその動向を概説する 。

情報セキュリティ

情報セキュリティ対策は、リスクに対応した技術とマネジメントの二つの局面からの対策が必要とされてきました。しかしながら、インシデントは延々と発生し、対策疲れなどが指摘されています。また、リスクを明確に認知できない利用者にとってセキュリティ対策をとるための動機づけが弱く、また経営者が最適なセキュリティ対策(投資)をとる際の意思決定メカニズムを分析した試みは乏しい状況です。このような状況の中で、個人のふるまいに注目し、情報セキュリティ対策を推進するための原理を追及する活動が始まっています。本パネルディスカッションでは、情報セキュリティ対策の行動科学からのアプローチについて、学際領域の専門家であるパネリストとともに、その内容と効果、展望などを討議します。

オープンソフトウェア

Qualipso(カリプソ) Board Meetingが開催されているポーランドとネットワークで繋ぎ、欧州 Qualipso ネットワークの活動やQualipsoで開発されたオープンソフトウェアのプロジェクト評価手法であるOMM (OSS Maturity Model)、および製品の評価手法についての紹介を行います。またオープンソフトウェアの評価手法についての国際的な取り組み状況についてのオープンディスカッションを開催します。 ※同時通訳あり
