知って、学んで、データとデジタルの波に乗れ

アーキテクチャって何?

知って、学んで、
データとデジタルの波に乗れ


アーキテクチャって何?

現実空間とサイバー空間のより高度な融合。ビッグデータやAIでのイノベーションから業種や領域を超えて次々と誕生する、新たなサービスやビジネス。経済発展と社会的課題解決の両立。私たちが目指すSociety5.0で現実になる未来は、輝きに満ちています。

しかしその一方で、さまざまなステークホルダーが相互にリアルタイムで連携する複雑なシステムや、自律移動ロボットのようにAIが制御するものと人が判断するべき領域との整理を、安全性や信頼性を確保しながらどう実現していくかという課題もあります。私たちと法制度やガバナンスとの関係も大きく変わります。

そんな新しい世界で必要となるのが、複雑化したシステム全体の見取り図となり、新たな時代のガバナンスやルールを定義する「産業アーキテクチャ」です。

その本質とは。設計や実現に必要なアプローチとは。まずは学んで理解することから始めませんか。

産業アーキテクチャってなんだ

産業アーキテクチャについてのよくあるご質問

Q.「産業アーキテクチャ」とは、一言でいうと何なのか?
A.異なる事業者間・社会全体でのビッグデータやシステムの連携を可能にする、全体の設計図のこと。
Q.それは具体的にどんな形をとるものなのか?
A.分野や業界を横断して的に連携される大規模なシステムの基本的なコンセプトや特性を「"構成要素"と"要素間の関係性"」や「設計や進化の原則」として表現したもの、と考えてもらうとよい。
つまり「何を実現すればシステム全体の目的を果たすことが出来るのか」をまず考え(例:何を実現すれば「住みやすい街を作る」という目的は達成されるのか)、「システム全体でどう目的を実現するか」というシステムの特性を方向付ける基本的な構想、すなわち「実現の方向性」(例:「住みやすい街=自由に、かつ安全に移動できる街」を「車とそれ以外の移動路を分ける」という方向性で実現する)を決める。そしてその「実現の方向性」を、目的を達成するための「システムと外界との関係」「システムを構成する要素」「構成要素間の関係」により定義し、細部を表現したものがアーキテクチャ設計のアウトプットとなる。
Q.デジタルアーキテクチャ・デザインセンターと産業アーキテクチャの関わりはどう整理されるのか?
A.産業アーキテクチャをそれぞれのプロジェクトを通じて形にしていくのがデジタルアーキテクチャ・デザインセンターであり、デジタルアーキテクチャ・デザインセンターが設計する個別のアウトプットを産業アーキテクチャと呼ぶ。
Q.デジタルアーキテクチャ・デザインセンターはIPA内の組織として設立されたが、なぜIPAがこの取り組みを進める役回りを担うのか?
A.IPAは、Society5.0の実現を見据え、経済産業省の政策実施機関として「誰もがITの恩恵を享受できる社会」を目指し、「安心してITを使いこなせる環境を整備」するための各種事業を遂行する、独立行政法人である。 そのSociety5.0の実現には「デジタル技術でビジネスモデルや働き方を変えるDX」と「社会・産業横断的なデータ共有・システム連携のためのアーキテクチャ」が極めて重要な要素であり、IPAにとっても注力すべき分野と認識されている。
Q.果たしてアーキテクチャの設計に公的機関が関与する必要があるのか?
A.複雑なシステムが生活や産業の基盤に入り込むことで、制御やガバナンスも従来のものとは変わり、不確実性が増すことになる。それと同時に、日本社会の信頼性や日本企業の競争力を担保することが、公的な課題として認識されるようになっている。
特に業界を超えて横断的に産業の基盤となるシステムのアーキテクチャを設計する上では、公的機関が関与し、中立的な立場からシステム全体の信頼性や効率性・日本企業の競争力にも配慮して進めることが必要になる。

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