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IPAについて

プレス発表 組込みソフトウェア開発現場のノウハウを設計に活かす「組込みソフトウェア向け設計ガイド[事例編]」を発行

2012年11月13日
独立行政法人情報処理推進機構

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(以下、SEC)は、組込みソフトウェア開発現場のノウハウを設計に活かす「組込みソフトウェア向け設計ガイド[事例編]」(以下、ESDR)を発行、書籍の販売とPDFデータの公開を11月14日(水)から開始します。
 URL:http://www.ipa.go.jp/sec/publish/index.html#emb

 近年、組込みシステムが社会のあらゆる場面で利用されるようになってきています。適用範囲、機能規模の拡大に伴い、大規模化していく組込みシステムの安心安全を確保することが強く求められています。2011年の経済産業省の「組込みシステム産業の実態把握調査(*1) 」によると、「設計品質の向上」が組込みシステムの開発に於ける課題のトップに上げられており、また、この課題の解決手段のトップには、「技術者のスキル向上」が上げられています。
組込みソフトウェア向け設計ガイド(事例編)

 今回発行したESDRは、技術者スキルの不均質によるソフトウェア設計品質低下の問題を解決することを狙っています。特に、経験が浅い技術者や、組込み新規参入者、先輩からのノウハウを継承する環境・機会のない設計者技術者などが、ソフトウェアを設計する際に参考利用することを想定しています。実行効率を上げるための、大量のデータを確実にハンドリングするため、想定外の事象からの動作不良を引き起こさないために、どのような点を注意しなければならないか?そのためにはどのような設計構造、処理構造にすればよいか?を、設計作法として整理し技術者に提示する構成となっています。具体的には、下記の特徴を持っています。

  • プロセスごとに利用できる74件の設計指針(作法)と対応策(設計事例と根拠)の整理
  • 信頼性、保守性、移植性、効率性の4パターンの品質特性と安全性の視点から事例を整理
  • 理解容易性、正確性、利用性に留意した事例(ノウハウ)記述方法を採用。
  • 各作法詳細には、具体的に設計を考える際の参考として、作法名称・作法概要・メリット・留意点・詳細解説・事例、関連する品質特性・関連する作法番号を掲載。

 国内の組込みシステム開発関係者が、本書を参考として、技術者教育を充実することによって、各社から提供されるソフトウェアの品質はより安定した高いものとなっていくことが期待されます。

 ESDRは、IPAおよびAmazon(http://www.amazon.co.jp)から販売する他、PDF版データを11月14日(水)より公開します。また、11月14日(水)~16日(金)の期間、パシフィコ横浜で開催される組込みシステム総合技術展(ET2012)にて、本書に関するセミナーを行い、参加者に無料配布する予定です。

 なお、SECでは今後、ESDRの発行にあわせ、一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)他と連携セミナーを企画・実施していく予定です。その詳細や利用方法は、内容等が決まり次第順次公表していきます。

  定価:本体 1,000円(本体952円+税)
ISBN 978-4-905318-14-9
発行:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
URL: http://www.ipa.go.jp/sec/publish/index.html#emb

脚注

(*1)2011年6月24日経済産業省平成22年度中小企業システム基盤開発環境整備事業(組込みシステム産業の施策立案に向けた実態把握のための調査研究)事業報告書等の公表について

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本件に関するお問い合わせ先

IPA 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 浜田/三原

Tel: 03-5978-7543 Fax: 03-5978-7517 E-mail:電話番号:03-5978-7543までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/白石

Tel: 03-5978-7503 Fax:03-5978-7510 E-mail:メール