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IPAについて

理事長挨拶

“誰もがITの恩恵を享受できる社会”を目指して


理事長 富田 達夫
 人類の歴史は、イノベーションの歴史でもあります。それぞれの時代で、新しい技術から生まれた産業基盤と動力源によるイノベーションが、社会と産業の進歩をけん引してきました。そして今、第一次から第三次の産業革命を経て、私たちが生きているのは第四次産業革命、すなわちデータを動力源として、デジタル技術により新たな価値を生み、成長する時代です。

 新型コロナウイルスの影響により、すでにさまざまな形で進んでいたデジタル化が一気に加速しました。組織のルールや商習慣、働き方、そして人々の価値観も、デジタルな社会を前提に変わっています。しかしその一方で、急ぎすぎたデジタル化によるひずみや、データとデジタルを理解し、使いこなす力の差が生む格差という問題も生じています。

 IPAには、誰もが安心してITを使いこなせる環境を整え、ITの恩恵を享受してより豊かで便利な生活ができる社会を実現するというミッションがあります。そのためには、企業と国民の皆さんが安心してITを使うための「道しるべ」を提供し、新技術を究め使いこなす「人」を育成し、人と情報が集まり革新を起こす「場」を提供することが必要だと考えています。

 2004 年に発足してから今日に至るまで、IPA は、経済産業省の政策実施機関として日本のIT 施策を企画立案し、実践する取り組みの一翼を担ってまいりました。今後、データとデジタルの時代に果たすべき役割は、より大きく、重いものになってゆくでしょう。

 私たちIPA はこのチャレンジに臆することなく、「データ駆動型社会での新たな脅威に備える情報セキュリティ推進」「多様化・複雑化したITニーズに応え、価値を生み出す人材育成」「激変する競争環境を勝ち抜くための基盤構築」を通じて時代の要請に応え、さまざまな施策を通じて、責務を果たしてまいります。

今後ともますますのご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。