、私たちの生活や経済活動の中でのIT利用度は、かつて無いほど高まっています。これに伴い、コンピュータウイルス等の不正プログラムによる情報漏えい等の被害や情報システムの障害による業務・サービスの停止等の社会的影響も日々、深刻化してきており、ソフトウェアの信頼性・安全性向上は喫緊の課題となっています。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)では、このような課題の解決に向け、情報セキュリティ対策強化のための情報収集・分析・配信、高品質なソフトウェアを開発するための定量的手法や各種ガイドラインの策定等の活動を行っております。また、オープンソースソフトウェア(OSS)分野では、性能評価、開発支援、実証実験を行い、基盤の整備を図るとともに、信頼性の高い情報を集約・発信することにより、積極的にOSSの普及促進を図っております。
IPAでは、ソフトウェア開発支援事業について、抜本的な見直しを行うとともに、より社会的、産業的に広範に要請される分野に重点化するため「ソフトウェア新戦略」を策定いたしました。その一環といたしまして、上記各分野における取り組みの成果を普及促進するとともに、広く国民の皆様に御活用いただくため、社会的ニーズの高い情報に関するデータベース構築、情報セキュリティ対策強化やソフトウェア開発技法の確立・普及等のためのサポート基盤整備事業を実施いたしました。