我が国では、一部の先進的な大学・専修学校やIT研修機関ではOSSの技術教育が行われていますが、実践的なOSS技術の習得は、個々の技術者の好奇心や探究心など、個人の努力に負っているのが現状です。これらの現状認識のもと、IPAでは2007年上期に「OSS技術教育のためのモデルカリキュラムに関する調査」(以下、OSSモデルカリキュラム調査)を実施して、産業界のニーズ、我が国の現状、海外の先進事例の現状を把握した上で、大学・高専・専修学校等を想定したOSSモデルカリキュラム整備の一環として、27のOSS知識について、OSS基本知識に相当する26科目およびOSS応用知識に相当する27科目のシラバスを策定しました。
本調査事業では、OSSモデルカリキュラム調査の成果を元に、OSS応用知識に相当する27科目の受講者及び講師を対象として、OSS技術教育のオリエンテーションで活用することを想定したOSS応用知識の学習体系と、各科目の学習ガイダンスとして、学習を通じて習得することが期待される根幹となる知識・概念の解説資料を策定しました。
2007年上期に策定した27のOSS知識を習得するための53科目のうち、応用知識に相当する27科目のシラバスを前提にして、OSS応用知識の学習オリエンテーション(OSS技術教育の必要性と意義、IT知識体系とOSS応用知識の関連性、IT知識体系との共通部分およびOSS固有部分の視覚化、各科目の習得ポイント等)と、各科目ごとの学習ガイダンス(習得することが期待される10項目の知識・概念の解説)を策定しました。
本調査は、株式会社三菱総合研究所に委託して実施しました。
| 調査1:OSS応用知識の学習オリエンテーション | |
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| OSS技術教育の必要性と意義、IT知識体系とOSS応用知識の関連性、IT知識体系との共通部分およびOSS固有部分の視覚化、各科目の習得ポイント等を整理しました。なお、IT知識体系は、米国のCC2005(Computing Curricula2005)に基づいています。 | |
| 調査2:OSS応用知識27科目の学習ガイダンス | |
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本学習ガイダンスは、大学・高専・専修学校、研修機関、企業等におけるIT教育現場において、講義用の教材作成等の用途で用いることを想定しています。学習ガイダンスの利用方法は以下のとおりです。
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OSSモデルカリキュラムに関するご意見等ございましたら、以下の連絡先まで電子メールにてお願い致します。
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