栃木県二宮町は、2005年度事業に続き2度目でした。2005年度事業では町役場全体へのOSSデスクトップの導入が可能であることを実証しました。しかし、OSSデスクトップのさらなる普及のためには、他の自治体から不安をもたれるような問題点に対して、二宮町において具体的な対応策を示すことが重要です。
そこで、2006年度は、OSSデスクトップを運用する上での様々な問題点を解決する取り組みを実施しました。具体的には、 OpenOffice.org での VBマクロ互換機能の適用、文書データコンバート機能の運用、既存文書をODF化する手順のマニュアル化、OSSの研修を継続的に改善していくための手法の適用を行いました。これらの検証は、町役場で使われている文書ファイルの収集・分析を通じて行ったもので、自治体の実情に即しており、他の自治体においてもOSSへの移行を検討する上で重要な指針となります。
さらに、OSSを活用した広域業務連携を構築して、周辺市町からも利用できる広域向けサービスを構築、運用することを通じ、 OpenOffice.org などのOSSを自治体に普及させていく取り組みを実践しました。