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独立行政法人情報処理推進機構

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機能一覧

KNOPPIX IT教育システムでは、学校でのPC利用を円滑にする機能として下記の仕組みを構築しました。

下記の表は、各教育機関のシステムにおける機能要件です。1つの機能要件に対し、各教育機関で利用したシステムが異なります。

各教育機関の導入システム
荒幡小学校 東海商業高校 奈良工業高校 早稲田電子専門学校 拓殖大学 北海道工業大学 北海道東海大学 千里金蘭大学
デスクトップ管理 アプリ追加等
独自デザイン CDラベル
壁紙
課題提出 ファイル
サーバ
Webメール          
印刷
データ管理 USBメモリ        
SHFS      
コミュニケーション Webメール            
セキュリティ強化 ウイルス対策            
保守サポート リモート保守            
質問窓口
デスクトップ管理 

教育機関の意向に沿ったデスクトップ環境を、KNOPPIXのカスタマイズにより提供します。既存のシステムと比較して、KNOPPIX IT教育システムの利便性について検証します。

主なカスタマイズ内容は以下の通りです。

授業用アプリケーションの追加/設定

  • Webブラウザ(Mozilla Firefox
  • オフィススイート(OpenOffice.org
  • デスクトップ管理ツール(MultiVNC
  • プログラミング演習(1クリックでエディタとコンソールが起動するようにしました。)

アイコン、メニューの整理

デスクトップ上のアイコンやKDEメニューは、各学校の要望を踏まえ、生徒が授業に取り組みやすいようにしました。

たとえば、専門的なアプリケーションや機能を必要としない荒幡小学校では、授業で使わないアプリケーションはメニューやデスクトップから削除し、生徒が操作に迷わないようにしました。
KNOPPIXメニュー荒幡小学校版
荒幡小学校のメニュー

一方、拓殖大学や千里金蘭大学では、いろいろなアプリケーションに触れてLinuxの基礎を学んでもらおうと、メニューの簡素化はおこないませんでした。

プリンタの設定

プロキシの設定

教育機関に設けられたプロキシサーバの指定を、Webブラウザに設定済の状態で生徒へ提供します。生徒はプロキシの設定不要でWebを閲覧する事ができます。

独自デザイン 

CDラベルや壁紙など、教育機関ごとに異なるデザインを提供します。生徒がより親しみを持ってシステムを利用することを 期待します。

CDラベル

各教育機関で異なるCDラベルを採用
荒幡小学校 奈良工業高校 東海商業高校 早稲田電子専門学校
KNOPPIX荒幡小学校版 KNOPPIX奈良工業高校版 KNOPPIX東海商業高校版 KNOPPIX早稲田電子専門学校版
拓殖大学 北海道工業大学 北海道東海大学 千里金蘭大学
拓殖大学 KNOPPIX北海道工業大学版 KNOPPIX北海道東海大学版 千里金蘭大学

壁紙

各教育機関で異なる壁紙を採用
荒幡小学校 奈良工業高校 東海商業高校 早稲田電子専門学校
KNOPPIX荒幡小学校版 KNOPPIX奈良工業高校版 KNOPPIX東海商業高校版 KNOPPIX早稲田電子専門学校版
拓殖大学 北海道工業大学 北海道東海大学 千里金蘭大学
拓殖大学 KNOPPIX北海道工業大学版 KNOPPIX北海道東海大学版 千里金蘭大学
課題提出 

生徒が課題を提出する仕組みを提供します。

ファイルサーバを利用する

オープンソースソフトウェアのファイルサーバを利用し、生徒は課題ファイルを課題提出用ディレクトリに保存して提出します。

課題提出ディレクトリでは、生徒はドラッグ&ドロップによる提出のみ可能にし、他の生徒の提出内容を閲覧不可にしました。

ファイルサーバについて

オープンソースソフトウェアのファイルサーバを構築し、ネットワークによるファイルの共有を実現します。KNOPPIXとファイルサーバの連携によるスムーズなファイル交換、またはシステムの安全性について検証します。

KNOPPIXによるファイル共有

Webメールを利用する

Webメールを利用し、生徒は課題ファイルをメールに添付して提出します。

Webメールについて

Webメールは、メール情報をサーバに集約管理する為、端末を選ばず、また特別な設定をせずにメールの閲覧作成が可能です。KNOPPIXの利便性を向上させ、かつ、教育機関におけるメールシステムの適合性を検証します。

KNOPPIX

印刷(プリンタ)を利用する

印刷(プリンタ)を利用し、生徒は課題ファイルをに出力して提出します。

印刷について

KNOPPIXへプリンタの設定を施し、利用者は設定不要で印刷することができます。印刷の機能性を検証します。

KNOPPIX
データ管理 

作成したファイルを保存する仕組みを提供します。保存には、USBメモリまたはSHFSを利用します。

USBメモリを利用する

USBメモリを利用し、生徒各自の設定や作成したファイルをUSBメモリ保存します。KNOPPIXとUSBメモリを自宅を持ち帰る事で、自宅でも学校と同じ環境でKNOPPIXを利用する事ができます。

USBメモリについて

USBメモリを挿した状態でKNOPPIXを起動することで、デスクトップへ保存したファイルが自動的にUSBメモリ内へ保存される仕組み(継続的なホームディレクトリ)を採用しました。また、起動時にUSBメモリを自動認識するオプション付加などの設定を、カスタマイズにより予め設定しました。

これにより、KNOPPIXでのデータ保存を容易にし、かつ、USBメモリとKNOPPIXがあれば、端末を選ばず作業することができます。KNOPPIXの利便性(可搬性)を検証します

SHFSを利用する

SHFSを利用し、生徒各自の設定や作成したファイルをネットワークストレージへ保存します。

SHFSについて

KNOPPIXの起動と同時にサーバへ設けられた個人ディレクトリを自動にマウントします。作成されたファイルは自動的に個人ディレクトリへ保存されるため、ユーザは端末を選ばず、作業することができます。ただし、本実験では、学内のみの利用です。KNOPPIXとSHFSの利便性を検証します。

KNOPPIX

なお、SHFSに関する詳細は、以下のサイトをご覧ください。

コミュニケーション 

生徒同士または生徒教師間のコミュニケーションの補助ツールとして、Webメールを利用します。

セキュリティ強化 

教師のメンテナンスへの負担を軽減する為に、ウイルス対策をおこないます。

ウィルス対策

アンチウィルスソフトウェア(sophos anti-virus)により、クライアントのウィルス対策をおこないます。ファイル破損や設定ミスによる被害が起こりにくいKNOPPIXへアンチウィルスソフトウェアを導入することにより、KNOPPIX IT教育システムの堅牢性を検証します。

保守・サポート 

リモートアクセス

当社から教育機関へ専用回線を設け、障害や設定変更へ迅速に対応します。定期的なサーバのsyslogチェック、障害時のシステム対応をおこないます。

質問窓口

万が一のシステム障害や、システムへの質問などに対して、電話またはメールによるサポートをおこないます。