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■ 安易なダウンロードがもたらす大きな被害 ■について
―悪意あるプログラムによる深刻なトラブルに遭わないために―
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インターネット初心者ユーザが増えるにつれ、その利便性にのみ関心が向き、情報セキュリティに対する用心がおろそかになっている例が多く見られます。特に、Webサイトからのプログラムのダウンロードによって、ユーザが予期しないトラブルに遭ったケースの報告が増えています。
安易にプログラムをダウンロードして実行してしまうと、次のようなトラブルを招くことがあります。
- コンピュータウイルスに感染する。
- ダイヤルQ2接続や国際電話をかけられ、後日法外な請求書が届く。
- ハードディスク内のデータが破壊される。
- 外部の第三者にコンピュータを操られる。
- ハードディスク上のファイルが盗まれる(読まれる)。
これらのほか、「送信メールに、Webサイトの宣伝文章が追記される」「画面の表示文字が変更される」といった様々な現象が起こる可能性があります。Webサイトに掲載されているプログラムの中には、「ダウンロードを速くする無償のソフトウェアです」などと便利な機能をサポートしているように見せかけて、実際はユーザに被害を与える悪意あるプログラムが存在します。
これらのプログラムを実行してしまうと、パソコン内部をどのように改変・破壊されたのかわかりませんし、また取り除く方法(アンインストールの方法)もわかりません。改変・破壊されてしまってからでは、ハードディスクをフォーマット(初期化)し、OSを再インストールする以外に確実な対応方法がありません。
また、これらの悪意あるプログラムは、ウイルスではなく単なるソフトウェアですので、ほとんどのものがワクチンの検出対象にはなっていません。したがって、ダウンロードしたプログラムをワクチンで検査しても、ウイルスとして検出されない可能性が高いので、検出されないからといって安心はできません。
このような悪意あるプログラムの被害に遭わないためには、信頼できるサイト以外からはプログラムをダウンロードしないよう日頃から注意することが重要です。また、興味本位でダウンロードすることは避け、本当に必要なものかを考えてダウンロードするようにしましょう。デジタル署名が付されているプログラムについては、そのデジタル署名を検証する価値があります。
コンピュータのハードディスクをシステムドライブとデータドライブに分離してデータを管理すれば、万一オペレーティングシステムから再インストールしなければならない事態に遭遇した場合も重要なデータを守ることができる可能性が高まります。プログラムをダウンロードする際には、データドライブのディレクトリに整理して管理するのが便利です。データドライブ上のディレクトリでウイルス検査をしてからインストールしましょう。プログラムをシステムにインストールする際には、データドライブにインストールする必要はありません。
インターネットからのプログラムのダウンロードにおいては、トラブルに遭わないようにユーザ自身が自己の責任で対処することが必要です。
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