最終更新日 2009年8月24日
掲載日 2009年8月24日
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IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、「SugarCRM」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2009年8月24日に公表しました。
この脆弱性は、「SugarCRM」にログインした攻撃者により任意のSQL文が実行されるというものです。
悪用されると、「SugarCRM」上に登録されている個人情報が漏えいしたり、データが削除されたりするなど、データベースを不正に操作されてしまう可能性があります。
対策方法は「開発者が提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。
SugarCRM Inc. が提供する「SugarCRM」は、顧客管理を行うソフトウェアです。「SugarCRM」には、オープンソース版と有償版があります。
「SugarCRM」には、データベースと通信する際の処理に問題がある、SQLインジェクションというセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。
この弱点が悪用されると、「SugarCRM」の管理者権限が攻撃者に取得され、「SugarCRM」上に登録されている個人情報が漏えいしたり、データが削除されたりするなど、データベースを不正に操作されてしまう可能性があります。
最新情報は、次のURLを参照下さい。
http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2009-000056
本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、2009年6月29日に以下の報告者からIPAが届出を受け、JPCERT/CC(一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2009年8月24日に公表したものです。
報告者:三井物産セキュアディレクション 寺田 健 氏
「SugarCRM」によって構築されたウェブサイトが、ログインした攻撃者からSQL インジェクション攻撃を受けた場合、「SugarCRM」の管理者権限が攻撃者に取得され、「SugarCRM」上に登録されている個人情報が漏えいしたり、データが削除されたりするなど、データベースを不正に操作されてしまう可能性があります。

対策方法は「開発者が提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。
| 本脆弱性の深刻度 | □ I(注意) | ■ II(警告) | □ III(危険) |
|---|---|---|---|
| 本脆弱性のCVSS基本値 | 6.5 |
| AV:攻撃元区分 | □ ローカル | □ 隣接 | ■ ネットワーク |
|---|---|---|---|
| AC:攻撃条件の複雑さ | □ 高 | □ 中 | ■ 低 |
| Au:攻撃前の認証要否 | □ 複数 | ■ 単一 | □ 不要 |
| C:機密性への影響 (情報漏えいの可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
| I:完全性への影響 (情報改ざんの可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
| A:可用性への影響 (業務停止の可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact
本脆弱性のCWE分類は、「SQLインジェクション(CWE-89)」です。
ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。
最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み
IPA セキュリティ センター(IPA/ISEC) 山岸/渡辺
Tel:03-5978-7527 Fax:03-5978-7518
E-mail: 
IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/大海
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510
E-mail:
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