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情報セキュリティ

「FreeNAS」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

最終更新日 2009年8月5日
掲載日 2009年8月5日
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 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、「FreeNAS」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2009年8月5日に公表しました。
 この脆弱性を悪用されると、「FreeNAS」をインストールしたコンピュータの停止や、コンピュータのハードディスクドライブの初期化など、コンピュータが悪意あるユーザによって制御される可能性があります。
 対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

1.概要

 オープンソースで開発されている「FreeNAS」は、コンピュータにインストールすることで、ファイル共有機能を提供するオペレーティングシステム(OS)です。

 「FreeNAS」には、第三者によって、利用者が意図しない操作を実行されてしまう、クロスサイト・リクエスト・フォージェリ(*1)というセキュリティ上の弱点(脆弱性)があります。

 この弱点が悪用されると、「FreeNAS」がインストールされたコンピュータ上で、悪意あるユーザによって不正な操作が実行されてしまう可能性があります。

 詳細は、次のURLを参照して下さい。
http://www.freenas.org/index.php?option=com_frontpage&Itemid=22

 最新情報は、次のURLを参照下さい。
http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2009-000053

 本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、2009年4月21日に以下の報告者からIPAが届出を受け、JPCERT/CC(一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2009年8月5日に公表したものです。
 報告者: 株式会社ラック 新柴博之 氏

2.脆弱性による影響

 「FreeNAS」の利用者が、「FreeNAS」にログインした状態で、不正な操作リクエストが含まれるウェブページに誘導された場合、「FreeNAS」が設置されたサーバの停止や、サーバのハードディスクが初期化される等の不正な操作を実行される可能性があります。

 結果として、「FreeNAS」が設置されたサーバが悪意あるユーザによって制御される可能性があります。

「FreeNAS」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)

3.対策方法

 対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) □ II(警告) ■ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値     7.1

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ ■ 高   □ 中   □ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

 最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

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図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み

脚注

(*1)悪意あるユーザが用意した罠により、利用者が予期しない処理を実行させられてしまう、セキュリティ上の弱点(脆弱性)です。詳しくは、次の「知っていますか?脆弱性 (ぜいじゃくせい)」をご参照ください。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/vuln_contents/index.html

プレスリリースのダウンロード

本件に関するお問い合わせ先

IPA セキュリティ センター(IPA/ISEC) 山岸/渡辺
Tel:03-5978-7527 Fax:03-5978-7518
E-mail: 電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/大海
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510
E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。

更新履歴

2009年8月5日 掲載