最終更新日 2009年6月18日
掲載日 2009年6月18日
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IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、「iPhone OS」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2009年6月18日に公表しました。
これは、外部から攻撃を受けた場合に、「iPhone」や「iPod touch」を停止状態にされるというものです。
対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。
アップル社 (Apple Inc,)が提供する「iPhone」および「iPod touch」にはコンピュータの基本ソフトウェアとして「iPhone OS」(「iPod touch」には「iPhone OS for iPod touch」)が組み込まれています。
「iPhone OS」には、ネットワークを通じたリクエストの処理に問題があり、サービス運用妨害(DoS)状態となるセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。この弱点が悪用されると、外部から攻撃を受けた場合に、「iPhone」および「iPod touch」を停止状態にされてしまう可能性があります。
詳細は、下記のURLを参照してください。
http://support.apple.com/kb/HT3639
最新情報は、下記のURLを参照してください。
http://jvndb.jvn.jp/jvndb/JVNDB-2009-000040
本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、2008年12月17日に以下の報告者からIPAに届出があり、JPCERT/CC(有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2009年6月18日に公表したものです。
報告者:吉田 真樹 氏
外部から攻撃されると、「iPhone」や「iPod touch」を停止状態にされます。その結果、「iPhone」や「iPod touch」がユーザからの操作を受け付けない状態などに陥る可能性があります。
対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。
| 本脆弱性の深刻度 | □ I(注意) | □ II(警告) | ■ III(危険) |
|---|---|---|---|
| 本脆弱性のCVSS基本値 | 7.8 |
| AV:攻撃元区分 | □ ローカル | □ 隣接 | ■ ネットワーク |
|---|---|---|---|
| AC:攻撃条件の複雑さ | □ 高 | □ 中 | ■ 低 |
| Au:攻撃前の認証要否 | □ 複数 | □ 単一 | ■ 不要 |
| C:機密性への影響 (情報漏えいの可能性) |
■ なし | □ 部分的 | □ 全面的 |
| I:完全性への影響 (情報改ざんの可能性) |
■ なし | □ 部分的 | □ 全面的 |
| A:可用性への影響 (業務停止の可能性) |
□ なし | □ 部分的 | ■ 全面的 |
注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact
本脆弱性のCWE分類は、「不適切な入力確認(CWE-20)」です。
ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。
最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み
IPA セキュリティ センター(IPA/ISEC) 山岸/渡辺
Tel:03-5978-7527 Fax:03-5978-7518
E-mail: 
IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/大海
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510
E-mail:
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