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情報セキュリティ

ソニー製ネットワークカメラ SNC シリーズにおけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

最終更新日 2009年2月23日
掲載日 2009年2月23日
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 IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、ソニー製ネットワークカメラ SNC シリーズにおけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2009年2月23日に公表しました。
 これは、同製品のユーザが悪意あるページを閲覧した際、任意のコードが実行されるというものです。
 悪用されると、コンピュータ上でユーザの意図しないプログラムの実行や、ファイルの削除、ウイルスやボットなどの悪意あるツールがインストールされるなど、コンピュータが悪意あるユーザによって制御される可能性があります。
 対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

1.概要

 ソニー株式会社が提供するネットワークカメラSNCシリーズには、ウェブブラウザからActiveXコントロールを利用して映像をモニタリングする機能があります。

 ネットワークカメラSNCシリーズのActiveXコントロールには、設定変数の一部の処理が適切に行われないため、ヒープバッファオーバーフローというセキュリティ上の弱点(脆弱性)が存在します。この弱点が悪用されると、ウェブブラウザからActiveXコントロールを利用したコンピュータ上で、任意のコードが実行されてしまう可能性があります。

 詳細は、下記のURLを参照してください。
http://www.sony.jp/professional/News/info/pb20090223.html

 最新情報は、下記のURLを参照してください。
http://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2009/JVNDB-2009-000012.html

 本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、2009年2月9日に製品開発者自身からIPAに届出があり、JPCERT/CC(有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター)が製品開発者と調整を行ない、2009年2月23日に公表したものです。

2.脆弱性による影響

 悪意あるページにアクセスしたユーザが、コンピュータ上でユーザの意図しないプログラムの実行や、ファイルの削除、ウイルスやボットなどの悪意あるツールのインストールが行われてしまう可能性があります。

 一般的に、ActiveXコントロールは一旦コンピュータ内にインストールされてから実行されます。過去に同製品を利用したことのあるユーザも影響を受ける可能性があるため、対策する必要があります。

ソニー製ネットワークカメラ SNC シリーズにおけるセキュリティ上の弱点

3.対策方法

 対策方法は「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」ことです。

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   6.8  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高   ■ 中   □ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

 本脆弱性のCWE分類は、「バッファエラー(CWE-119)」です。

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

 最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

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図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み

参考情報

本件に関するお問い合わせ先

IPA セキュリティ センター(IPA/ISEC) 山岸/渡辺
Tel:03-5978-7527 Fax:03-5978-7518
E-mail: 電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

IPA 戦略企画部 広報グループ 横山/大海
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510
E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。

更新履歴

2009年2月23日 掲載