HOME情報セキュリティ情報セキュリティ対策脆弱性対策アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

本文を印刷する

情報セキュリティ

アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)の注意喚起

最終更新日 2008年11月26日
掲載日 2008年11月26日
>> ENGLISH

 独立行政法人情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:西垣 浩司)は、アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」におけるセキュリティ上の弱点(脆弱性)に関する注意喚起を、2008年11月26日に公表しました。
 これは、アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」の利用者が、悪意あるページを閲覧した場合に、ウェブ管理画面で意図しない操作をさせられてしまうものです。悪用されると、対象製品の管理用パスワードの変更や、ディスクの初期化などの、意図しない操作をさせられてしまう可能性があります。
 対策方法は「ファームウェアを最新バージョンにアップデートする」ことです。

1.概要

 株式会社アイ・オー・データ機器が提供する、LAN接続型ハードディスク「HDL-Fシリーズ」は、ウェブ管理画面を操作して各機能を設定できます。この、LAN接続型ハードディスク「HDL-Fシリーズ」のウェブ管理画面には、クロスサイト・リクエスト・フォージェリ(CSRF)(*1)というセキュリティ上の弱点(脆弱性)があるため、悪意あるページを読み込んだ利用者が、ウェブ管理画面で意図しない操作をさせられてしまう可能性があります。

 詳細は、次のURLを参照して下さい。
http://www.iodata.jp/news/2008/important/hdl-f.htm

 最新情報は、次のURLを参照下さい。
http://jvndb.jvn.jp/contents/ja/2008/JVNDB-2008-000079.html

 本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき、2008年4月28日に以下の報告者からIPAが届出を受け、有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)が製品開発者と調整を行ない、2008年11月26日に公表したものです。
  報告者:小木曽高之 氏

2.脆弱性による影響

 アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」の利用者が、悪意あるページを閲覧した場合に、対象製品の管理用パスワードの変更や、ディスクの初期化などの、意図しない操作をさせられてしまう可能性があります。

アイ・オー・データ製「HDL-Fシリーズ」におけるセキュリティ上の弱点

3.対策方法

 対策方法は「ファームウェアを最新バージョンにアップデートする」ことです。株式会社アイ・オー・データ機器が提供する、次のURLの情報をもとに対応して下さい。
http://www.iodata.jp/news/2008/important/hdl-f.htm

4.本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) □ II(警告) ■ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値     7.0

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ ■ 高   □ 中   □ 低  
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし □ 部分的 ■ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

5.本脆弱性のCWE分類

6.参考情報

(1)「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」について

 ソフトウェア製品及びウェブサイトの脆弱性対策を促進し、コンピュータウイルスやコンピュータ不正アクセス等によって、不特定多数のコンピュータ(パソコン)に対して引き起こされる被害を予防するため、経済産業省の告示に基づき、官民の連携体制「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」を整備し運用しています(図6-1参照)。

 最新の届出状況は 「脆弱性関連情報に関する届出状況(プレスリリース)」 を参照下さい。

-

図6-1.「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」の基本枠組み

脚注

(*1)CSRF の概要や想定される脅威、対策などは、「知っていますか?脆弱性」を参照下さい。
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/vuln_contents/csrf.html

参考情報

本件に関するお問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティ センター(IPA/ISEC) 山岸/渡辺
Tel:03-5978-7527 Fax:03-5978-7518
E-mail: 電話番号:03-5978-7527までお問い合わせください。

報道関係からのお問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構 戦略企画部 広報グループ 横山/大海
Tel:03-5978-7503 Fax:03-5978-7510
E-mail: 電話番号:03-5978-7503までお問い合わせください。

更新履歴

2008年11月26日 掲載