HOME情報セキュリティ情報セキュリティ対策脆弱性対策脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

本文を印刷する

情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#50495547/JVN#32981509/JVN#29211062:『一太郎シリーズ』における3つのバッファオーバーフローの脆弱性」について解説するものです。

概要

「一太郎シリーズ」は、日本語ワープロソフトです。

「一太郎シリーズ」には、バッファのチェックが適切でないため、任意のコードを実行されてしまう、3つのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

「一太郎シリーズ」における3つのバッファオーバーフローの脆弱性

影響

「一太郎シリーズ」の利用者が、ウェブブラウザ経由で細工されたファイルを開いたり、メール経由で細工されたファイルを開いた場合に、任意のコードを実行される可能性があります。

特に、ウェブブラウザでのアクセスの場合、ウェブブラウザの種類によっては、 ダウンロード後に開く等の操作を行わなくても、悪意ある URL にアクセスするだけで被害を受けてしまう可能性があります。(2007/10/26追記)

対策

「一太郎シリーズ」の利用者は、ベンダが提供する対策済みバージョンに更新してください。
対策方法等の最新情報は、JVN#50495547 / JVN#32981509 / JVN#29211062 を参照してください。

本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   6.8  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高  ■ 中  □ 低 
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
(情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
(情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
(業務停止の可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

 深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年10月26日 更新 被害を受ける条件を明確化しました。
2007年10月25日 掲載