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情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

最終更新日 2007年8月20日

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#84775942:複数のメールクライアントソフトにおける、Unicode の取り扱い不備によるディレクトリ・トラバーサルの脆弱性」について解説するものです。

概要

複数のメールクライアントソフトにおいて、Unicode で書かれた電子メールの添付ファイル名を取り扱う場合、パスの区切りを示す文字列の取り扱いが適切でないために複数の問題が生じる可能性があります。

  1. 特定の添付ファイル名により、表示されるファイル名と実際のファイル名が異なるものとなる
  2. 特定の添付ファイル名により、添付ファイルを保存する際のディレクトリが異なるものとなる

これらの問題が組みあわさると、一見問題無く見える添付ファイルを開いた場合、予期せぬ場所にファイルが保存されてしまう可能性があります。

最新情報は、JVN#84775942 を参照してください。

複数のメールクライアントソフトにおける、Unicode の取り扱い不備によるディレクトリ・トラバーサルの脆弱性

影響

悪意あるユーザが作成した、一見問題無く見えるメールの添付ファイルをユーザが開いた場合、システム上の重要なファイルが上書きされてしまう可能性があります。

本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   5.0  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高 □ 中 ■ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響 
(情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
(情報改ざんの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
(業務停止の可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

  深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月8日 本脆弱性の深刻度を追記
2006年5月9日 掲載