最終更新日 2007年8月20日
独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター
「Trac」は、プロジェクト管理のためのチケット機能や Wiki 機能を持つ、プロジェクト管理ツールです。EdgeWall 社がオープンソースとして開発し、InterAct 社が日本語ローカライズしています。
「Trac」の Wiki 機能には、Wiki ページ編集時の内容のチェックが不十分なため、ウェブページに任意のスクリプトを表示可能な問題があります。
「Trac」の利用者は、最新バージョンにアップデートしてください。
最新情報は、JVN#84091359 を参照してください。

この問題をクロスサイト・スクリプティング攻撃に悪用された場合、「Trac」のWiki ページを閲覧した利用者のブラウザ上で、悪意あるスクリプトが実行される可能性があります。
悪意あるスクリプトが実行されると、「Trac」が利用者に発行している Cookie が第三者に漏洩する可能性があります。その結果、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
| 本脆弱性の深刻度 | □ I(注意) | ■ II(警告) | □ III(危険) |
|---|---|---|---|
| 本脆弱性のCVSS基本値 | 4.3 |
| AV:攻撃元区分 | □ ローカル | □ 隣接 | ■ ネットワーク |
|---|---|---|---|
| AC:攻撃条件の複雑さ | □ 高 | ■ 中 | □ 低 |
| Au:攻撃前の認証要否 | □ 複数 | □ 単一 | ■ 不要 |
| C:機密性への影響 (情報漏えいの可能性) |
■ なし | □ 部分的 | □ 全面的 |
| I:完全性への影響 (情報改ざんの可能性) |
□ なし | ■ 部分的 | □ 全面的 |
| A:可用性への影響 (業務停止の可能性) |
■ なし | □ 部分的 | □ 全面的 |
注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact
深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。
| 2007年8月20日 | 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行 |
|---|---|
| 2007年3月8日 | 本脆弱性の深刻度を追記 |
| 2006年4月20日 | 日本語版について追記 |
| 2006年4月19日 | 掲載 |