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情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

最終更新日 2007年8月20日

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#83768862:『Ruby』において、alias 機能の問題でセーフレベル 4 がサンドボックスとして機能しない脆弱性」について解説するものです。

概要

「Ruby」は、オブジェクト指向スクリプト言語です。「Ruby」では、Ruby プログラムの実行に際して「セーフレベル」を設定することで、その動作を制限することができます。特にセーフレベル 4 は、信用できないプログラムを安全に実行することを目指した、最も制限の厳しいレベルです。

「Ruby」には、alias 機能におけるセーフレベルの取扱いに問題があります。そのため、セーフレベル 4 からは本来呼び出すことのできないメソッド(例:破壊的メソッド)を呼び出せてしまう脆弱性があります。

最新情報は、JVN#83768862 を参照してください。

「Ruby」において、alias 機能の問題でセーフレベル 4 がサンドボックスとして機能しない脆弱性

影響

Ruby プログラムが意図せず終了してしまう可能性があります。

本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 ■ I(注意) □ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値 1.2    

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 ■ ローカル □ 隣接 □ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ ■ 高 □ 中 □ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響 
(情報漏えいの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
(情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
(業務停止の可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

  深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月8日 本脆弱性の深刻度を追記
2006年7月11日 掲載