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情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

最終更新日 2007年8月20日

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#62171179:『桐』におけるディレクトリ・トラバーサルの脆弱性」について解説するものです。

概要

日本語データベースシステム「桐」は、電子メールの受信/送信や、添付ファイルを取り扱う機能を備えており、サンプルアプリケーションとしてメールを取り扱うアプリケーションが同梱されています。

「桐」には、メール解析コマンドの添付ファイルの取り扱いが適切でないため、本来とは違うディレクトリにファイルを保存できてしまう、ディレクトリ・トラバーサルの問題があります。

最新情報は、JVN#62171179 を参照してください。

「桐」におけるディレクトリ・トラバーサルの脆弱性

影響

悪意あるユーザが作成したメールの添付ファイルを、「桐」で作成したアプリケーションで処理した場合、システム上の重要なファイルが上書きされてしまう可能性があります。

本脆弱性の深刻度

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 ■ I(注意) □ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値 2.6    

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ ■ 高 □ 中 □ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響 
(情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
(情報改ざんの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
(業務停止の可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

  深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月8日 本脆弱性の深刻度を追記
2006年8月10日 掲載