HOME情報セキュリティ情報セキュリティ対策脆弱性対策脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

本文を印刷する

情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#97422426:『ハイパー日記システム』におけるクロスサイト・リクエスト・フォージェリの脆弱性」について解説するものです。

概要:

「ハイパー日記システム(hns)」は、ウェブサーバ上で動作し、ウェブ日記の作成を支援するソフトウェアです。

「hns」 のバージョン hns-2.10-pl3 および hns-2.19.5 には、悪意あるページへ誘導された日記管理者が、hns に意図しない指示を送ってしまう問題があります。

最新情報は、JVN#97422426 を参照してください。

「ハイパー日記システム(hns)」におけるクロスサイト・リクエスト・フォージェリの脆弱性

影響:

日記管理者が悪意あるページに誘導され、そのページに含まれる悪意あるリクエストを「hns」 に送信することにより、意図せず日記本文を新規に作成したり、すでに存在する日記本文を変更、または削除してしまう可能性があります。

また、悪意あるリクエストに、日記利用者(日記管理者を含む)のブラウザ上で実行するスクリプトを混入された場合、「hns」 が発行している Cookie 情報が盗まれる可能性があります。この Cookie 情報は、 「hns」が日記利用者を識別するための情報を含むため、悪意ある人がこれを悪用し、日記管理者になりすますことが可能になります。

本脆弱性の深刻度:

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 ■ I(注意) □ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値 2.6    

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ ■ 高 □ 中 □ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

 深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月28日 本脆弱性の深刻度を追記
2005年9月1日 掲載