HOME情報セキュリティ情報セキュリティ対策脆弱性対策脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

本文を印刷する

情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#89344424:複数のメールクライアントソフトにおける、添付ファイルによりメールクライアントソフトが使用不能になる脆弱性」について解説するものです。

概要:

複数のメールクライアントソフトにおいて、添付ファイル名にデバイスファイルの名前を含むメールを取り扱う際に、メールクライアントソフトの処理が停止する問題があります。

これは、添付ファイルを開こうとした際に、それをデバイスファイルと見なしてしまい、入力を待ち続けて処理が先に進まないなど、あらかじめ想定した以外の処理が行われてしまうためです。

対象の製品および脆弱性への対応状況は、JVN#89344424 を参照してください。

複数のメールクライアントソフトにおける添付ファイルにより使用不能になる脆弱性

影響:

悪意あるユーザが作成したメールの添付ファイルを開いた場合、メールクライアントソフトの処理が停止する可能性があります。また、停止しないまでも送受信処理が終了しなくなったり、関連付けられたアプリケーションでエラーメッセージが表示される可能性があります。

本脆弱性の深刻度:

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   5.0  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高 □ 中 ■ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

 深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月28日 本脆弱性の深刻度を追記
2006年1月31日 掲載