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情報セキュリティ

脆弱性関連情報取扱い:脆弱性関連情報の調査結果

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

本資料は、JVNで公表した「JVN#18282718:『Hyper Estraier』におけるディレクトリ・トラバーサル/サービス不能の脆弱性」について解説するものです。

概要:

「Hyper Estraier」は全文検索システムです。Windows 版「Hyper Estraier」1.0.1 以前には、検索用のインデックスを作成する際に、Unicode のファイル名を適切に取り扱わない問題があります。

そのため、検索対象に設定したディレクトリ内に特殊な名前のファイルが存在すると、以下の問題が生じる可能性があります。

  1. 検索対象ではないディレクトリ内にあるファイルが、検索用のインデックスに登録されてしまう。
  2. 検索用のインデックスを作成する処理が終了しないため、インデックスを作成できない。

最新情報は、JVN#18282718を参照してください。

「Hyper Estraier」におけるディレクトリ・トラバーサル/サービス不能の脆弱性

影響:

検索対象ではないディレクトリ内にあるファイルが検索できてしまうことで、検索サービスを提供しているコンピュータ内の情報が漏洩する可能性があります。また、インデックスを作成できないことで、検索サービスを提供できなくなる可能性があります。

本脆弱性の深刻度:

(1)評価結果

本脆弱性の深刻度 □ I(注意) ■ II(警告) □ III(危険)
本脆弱性のCVSS基本値   4.3  

(2)CVSS基本値の評価内容

AV:攻撃元区分 □ ローカル □ 隣接 ■ ネットワーク
AC:攻撃条件の複雑さ □ 高 ■ 中 □ 低
Au:攻撃前の認証要否 □ 複数 □ 単一 ■ 不要
C:機密性への影響
 (情報漏えいの可能性)
□ なし ■ 部分的 □ 全面的
I:完全性への影響
 (情報改ざんの可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的
A:可用性への影響
 (業務停止の可能性)
■ なし □ 部分的 □ 全面的

注)■:選択した評価結果
AV:AccessVector, AC:AccessComplexity, Au:Authentication,
C:ConfidentialityImpact, I:IntegrityImpact, A:AvailabilityImpact

(3)注意事項

 深刻度が低くても、対策をしなくてよいということではありません。本ソフトウェアの利用者は必ず脆弱性対策を実施して下さい。

更新履歴

2007年8月20日 脆弱性の深刻度評価をCVSS v2へ移行
2007年3月28日 本脆弱性の深刻度を追記
2005年10月28日 掲載