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情報セキュリティ

ウイルス用語辞典

情報処理推進機構
セキュリティセンター

インストール(Install)

周辺機器(キーボード、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクなど)アクセスプログラム(ドライバ)やアプリケーションソフトウェアを、コンピュータに組み込んで使用できるようにする作業のことです。
ファイルをコンピュータのハードディスクにコピーするだけではプログラムやソフトウェアを組み込んだことにはならず、「インストール」という処理を行って、レジストリへの登録やアイコンの登録などを行う必要があります。
一般的なソフトウェアには、インストールのプログラムが入っているため、簡単にインストールすることができます。

ウイルス対策ソフト(Anti-virus soft)

ウイルスを検出・削除し、ウイルスに感染するのを未然に防ぐためのソフトウェアです。ワクチンソフトと同義語。ウイルス対策ソフトウェア会社から市販されています。パソコンにプレインストールされているものもありますが、その場合は3ヶ月等の有効期限があるため、継続して使用するには更新手続きをする必要があります。

カウンタ(Counter)

あることについての発生回数を数えた結果が格納された場所、またはその数のことです。
プログラムの繰り返し処理で、何回処理をしたかの回数の保存によく使われます。
ウイルスでは、パソコンに感染してから、そのパソコンの起動回数をカウンタに格納していて、400回目の起動でディスクの内容を破壊する種類(アンチテレフォニカウイルス)もあります。

拡張子(Extension)

ファイル内容の種別を示す識別子のことです。
ファイル名とセットで管理されます。例えば実行プログラムファイルにはCOMやEXE、MSWordの文書ファイルにはDOCなどの拡張子が使われます。
データファイルに付けられている拡張子にアプリケーションソフトウェアを割り当てることにより、そのデータファイルをクリックするだけでアプリケーションソフトウェアが自動的に起動してデータを読み込むことができるようになります。
ファイル名称が「file-name.abc」だとすると、ピリオドの次の3文字(この場合にはabc)が拡張子です。

カットアンドペースト、切り取りと貼り付け(Cut & Paste)

ある範囲の文字や表をマウスで選択して、切り取り(カット)処理をすると、そのデータは一時的に特別な保管場所に格納されます。別の文書や表の挿入したい場所にカーソルを合わせて貼り付け(ペースト)処理をすると、保管場所のデータ内容が写し取られてそこに入ります。
パソコンを利用する上で、非常に便利な機能です。類似機能に、切り取らずに元のデータを残した上で複写をするコピーアンドペースト(コピーと貼り付け)があります。

共有ファイル(Shared File)

ネットワークを介して、複数のパソコンからアクセス(読み込み、書き込み、変更など)ができるように設定されたファイルのことです。
サーバに、部や課で共通して利用できるファイルを格納して、共有することが一般的です。この共有ファイルがウイルス感染すると、それを共有しているグループ全体に感染が拡がる可能性があります。

クラスタ(Cluster)

OSがハードディスクから一度に読み込み・書き出しする単位です。
ハードディスク上に不良な破損クラスタを設けると、それ以降書き込みが行われないので、ウイルスの隠れ家として使用される場合があります。

クラッシュ(Crash)

ハングアップと同様に、パソコンの処理が停止した状態のことです。
ハングアップは、処理画面が表示されたまま動かなくなることですが、クラッシュは画面表示が壊れて、ブルー画面(重大な異常が発生したときに表示される青い画面)や、電源投入時の起動画面になってしまいます。リセットまたは電源再投入でしか復帰されません。

コマンドライン、コマンドプロンプト(Command Line、Command Prompt)

DOSと呼ばれるOSで、プログラムの実行をさせるための命令を入力する入力行のことです。
Windowsと異なり、キーボードから命令のための文字を入力して実行させます。使用する上では、あらかじめ基本的な命令のための文字(コマンド)については知っておく必要があります。

自己解凍ファイル(Self Extraction File)

ネットワークで転送するときなどに、転送量を小さくするために、ファイル圧縮プログラムで圧縮されたファイルです。
圧縮をしたままでは使用することができないので、元に戻す必要があります。元に戻す(解凍する)には、解凍プログラムが必要ですが、自己解凍ファイルはこの解凍プログラムも含めて収めてあるため、このファイルを実行するだけで復元されます。
WinZipやLHAなどのソフトウェアが代表的で、圧縮・解凍の両方の機能を備えています。自己解凍ファイルに見せかけたウイルスも出現していますので、信頼できないサイトからのダウンロードは避けることや、電子メールにファイルが添付されていた場合には、送信元に添付の有無やその内容を確認する必要があります。

常駐型、メモリ常駐(Memory Resident)

メモリ上にプログラムが残ったままになっていて、ある事象(きっかけ)が発生すると、ユーザの操作なしに自動的にそのプログラムが動き出すような状態のことです。
例えば、指定した時間になるとメッセージを表示したり、一定時間ごとにメールの着信を調査したりなどが可能になります。ウイルスにもこの機能を持つものが多く、例えばフロッピーディスクへのアクセスを常時監視していて、アクセスがあるとフロッピーディスクにウイルスを埋め込む処理をすることも可能になります。

初期化、フォーマット(Format)

フロッピーディスクやハードディスクに、プログラムやデータを格納する仕切り枠を作成することです。
もしプログラムやデータが格納されていた場合には、その内容をすべて消し去ります。
フォーマットにはいくつか種類がありますが、物理的にフォーマットを行うと、ウイルスも含めてすべて消し去ることができます。ハードディスクの場合には、このあとWindowsやアプリケーションのインストールが必要になります。

タイムスタンプ(TimeStamp)

プログラムやデータファイルの作成または変更された日時情報です。
ウイルスがファイルに感染することは、そのファイルが変更されたことになりますので、タイムスタンプは感染時点の日時に変わります。ただし、タイムスタンプが変わらないウイルスも数多くありますので、注意が必要です。

ダウンロード(Download)

ネットワークを経由してプログラムやデータを自分のパソコンに取り込むことです。
インターネットの世界では、実行するとファイルを破壊したり、勝手に国際電話をかけるなどの被害を与える、悪質なプログラムがまぎれていることがあります。面白そうだからとか、便利そうだからといって、むやみにプログラムをダウンロードして実行するのは避けた方が賢明です。

ディレクトリ、フォルダ(Directory、Folder)

ファイルをグループごとに分割して格納するための仕組みです。ファイルを書類に例えると、書類フォルダのようなものです。
また、フォルダの中にさらにフォルダを階層構造のように何重にも入れる事ができます。自分より下のフォルダ(ディレクトリ)をサブフォルダ(サブディレクトリ)と呼びます。

デマメール(Virus Hoax)

実際には実在しないにせのウイルス情報のことです。
近年のウイルス被害の拡大に乗じて、「ウイルスについての最新重要情報ですので、知っている人すべてに知らせてあげてください」という内容で、インターネットの電子メールでばら撒かれるうその情報です。受け取った人は本当に重要な情報と思い込んで、善意の気持ちから次々とこの情報を転送するため、にせ情報が全世界を駆け巡る状態になりかねません。
あるタイトルのメールの文章を読むだけでウイルスに感染するとの内容ですが、 電子メー ルのテキスト形式の本文に感染するウイルスはありません。 このようなメールは、決して転送することなく、そのまま破棄することが重要です。 もし、添付ファイルがある場合には、念のためワクチンソフトでウイルス検査をしてください。

添付ファイル(Attachment)

E-mailでは、本文とは別にファイルを添付して送信することができます。このファイルのことを添付ファイルといいます。
添付するファイルのサイズには制限がありますが、ファイルの種類は問いません。
画像ファイルなどの他に、ウイルスが感染することができるファイル(プログラム、MS Word、MS Excelなどの文書ファイル、表計算ファイルなど)も、添付できますので、これらのファイルを受信した場合には、ワクチンでのウイルス検査、送信元への添付の有無とその内容の確認をするまで、実行したりファイルを開いたりしないようにしましょう。
また、ファイルを添付するときには、事前にウイルス検査を行ってから送信しましょう。

ドス起動ディスク(Dos Boot-Up Disk)

マシン購入時にマニュアルに記載の指示に従って作成した修復用ディスクなどの、DOSと呼ばれるOSを起動することができるフロッピーディスクのことです。
Windowsのシステムが壊れてハードディスクから立ち上がらなくなった場合や、ハードディスク内にウイルスが感染した場合に、ウイルスを実行させることなくOSを立ち上げることができるようになります。

トロイの木馬(Trojan Horse)

便利なソフトウェアに見せかけて、ユーザに被害を与える不正なプログラムです。
感染機能は持っていませんので、感染増殖することはありません。トロイの木馬の内部に隠していたウイルスをパソコンに組み込んだり、パソコン内部の秘密のファイルをインターネット上に送信してしまったり、ファイルやディスク内容を破壊するなど、さまざまな被害があります。
感染増殖はしないので、ワクチンソフトでは、基本的にトロイの木馬を検出の対象外としています。信頼できないサイトに便利なツールソフトウェアとして掲載されていても、そのプログラムはむやみにダウンロードして実行しないようにしましょう。「怪しいプログラムは実行しない」という原則を守れば、トロイの木馬の被害を防ぐことができます。

パーティション(Partition)

ハードディスクを仕切っていくつかの領域(入れ物)に分けたときの、その領域(入れ物)のことです。
ほとんどのハードディスクには1つのパーティションしかありませんが、パーティションを複数設定することにより、仮想的にハードディスクの数を増やすことができます。つまり、1台のハードディスクをいくつかのパーティションに分割して、あたかも複数のハードディスクが1台のマシンに存在するように機能させることができます。パーティションを区切ってそれぞれ使い分けることで、ハードディスクの管理がしやすくなりますが、全体の容量が増加する訳ではありません。
Windowsでは、通常、各パーティションにC:、D:、E:などのドライブ名が割り当てられます。

バイオス(BIOS)

基本入出力システム(Basic Input/Output Systemの略)で、OSやアプリケーションソフトと周辺機器(キーボード、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクなど)の間でのデータの受け渡しの制御を行います。
通常、ROM(Read Only Memoryの略)の形式でパソコンの中に組み込まれます。この内容が破壊されると、パソコンが起動できなくなります。

ハングアップ(Hangup)

パソコンの動作が処理途中で止まったままとなることです。
Windowsアプリケーションでのハングアップ時には、[Ctrl]キー、[Alt]キー、[Delete]キーの3つを同時に押すことにより、ダイアログボックスが表示されて、ハングアップ状態から抜け出ることができる場合があります。システムのハングアップ時には、上記のキーボード入力も受け付けなくなり、リセットボタンか電源再投入しかハングアップから抜け出る方法がないケースがほとんどです。
ハングアップの原因の多くは、プログラムの暴走によるものですが、ソフトウェア製作時の間違い(これをバグといいます)やソフトウェア同士の相性の問題(あるプログラムをインストールしたあと、よくハングアップするなどの症状の場合)の他、ウイルスの感染または発病による場合もあります。

ピーイー、ポータブルエグゼクタブル(PE、Portable Executable)

処理速度を速め、拡張性のある実行プログラムの新しい形式

ファイルアロケーションテーブル、ファット(File Allocation Table、FAT)

Windows95/98やDOSで、ディスク上のどの場所にファイルを配置しているかを記録・管理する表のようなものです。
新しいファイルを作った時、ファイルを削除した時、ファイルをコピーした時など、ファイルの状況に変化が起こった時は、ファイルの内容だけでなく、必ずFATの内容も更新されます。このため、データ本体が無傷でもFATが破壊されるとそのディスクに入っているデータが読めなくなってしまうこともあります。
WindowsNTでは、FATの他に、NTFSと呼ばれるファイルシステムを使用することもあります。

ファイル属性(File Attribute)

ファイルごとに、特別の性質を持たせることです。
具体的には、ファイルの変更をできなくする読み取り専用属性(書き込み禁止属性)、普通ではファイルの存在を見えなくする隠しファイル属性(不可視属性)、バックアップを取るときに使用されるアーカイブ属性などがあります。
例えば、ウイルスが自分専用のファイルを作成するとき、その存在を目立たなくするために、隠しファイル属性にする事があります。

ブートセクタ、ブートレコード(BootSector、BootRecord)

OSの立ち上げ時に必ず実行されるプログラムが格納されている、ハードディスクやフロッピーディスクの場所です。
この場所にウイルスが感染すると、必ず実行されるため、ウイルスにとっては都合の良い感染場所です。

ボリューム、ボリューム名(ボリュームラベル)(Volume(Volume Label))

ハードディスク、フロッピーディスクや磁気テープのことです。
昔の大型計算機の時代に、磁気テープをVolume(巻)と呼んでいたのが由来です。ボリューム名またはボリュームラベルは、ボリュームに付けられた、ユーザが自由につけることのできる固有の名前のことです。

マクロ(Macro)

MS WordやMS Excelなどで、処理を自動化するために記述されたプログラムのことです。
文書ファイルや表計算ファイルに、データとともに格納されますので、一般には、そのファイルのなかにマクロがあっても気が付きません。MS WordやMS Excelのセキュリティ機能を高めることによって、事前にマクロの存在を確認することができます。このマクロ機能を利用したマクロウイルスが蔓延し、大きな問題になっています。

マクロウイルス(Macro Virus)

マクロプログラムで書かれたウイルスで、MS WordやMS Excelの文書ファイル、表計算ファイルに感染することができます。
このウイルスに感染されたファイルを開くだけで、そのパソコンがウイルスに感染します。したがって、これらの文書ファイル、表計算ファイルのやり取りだけで、ウイルスが拡散していきます。従来のウイルスに比べて、感染力が強い、感染スピードが速いといった特徴があります。
特に、最近はE-mailの添付ファイルにより広範囲に感染していく例が多くなっています。文書ファイル、表計算ファイルを開く前には、ワクチンソフトで検査する、MS Word、MS Excelのセキュリティ機能を高めてマクロ検出を行うなどの手段をとることが必要です。

マスターブートレコード(MBR:Master Boot Record)

パソコンを起動した時に最初に読み込まれるハードディスク上の領域およびその中に書き込まれているプログラムで、どのOS(例 Windows98、WindowsNTなど)を使用するかを決めます。
パソコンをハードディスクから立ち上げる時に必ず実行され、OSのブートセクタに引き継がれますので、ここにウイルスが感染すると、必ずウイルスが一番最初に実行されることになります。

メーラー(Mailer)

E-mailの作成、送信、受信などを行うソフトウェアです。MUA ともいいます。
Outlook Express、Netscape Communicator、Eudora(ユードラ)などがあります。

ライトプロテクト(Write Protect)

書き込み禁止にすることです。
フロッピーディスクやMO(光磁気ディスク)などは、書き込み禁止ノッチをスライドすることで、そのディスクへの書き込みが禁止できます。カセットテープやビデオテープと同様に、間違って内容を消すことを防止するときに利用します。
この書き込み禁止ノッチをセットするなどの物理的な書き込み禁止により、ウイルスでもそのフロッピーディスクやMOに感染することはできなくなります。

リッチテキスト形式(Rich Text Format)

MS Wordの文書ファイル形式のひとつです。
リッチテキスト形式でファイルを保存すると、マクロ部分は格納されなくなるので、文書ファイルからマクロウイルスを含んだマクロ全部を消去するときに有効です。このファイルの拡張子は、rtfが付けられます。
ただし、ウイルスによっては、通常の文書ファイルの拡張子をrtfに変更して、あたかもウイルスがいないように見せかける場合(Melissaウイルスの一部の変種など)もありますので、他からもらった場合には、念のためウイルス検査をお勧めします。

レジストリ(Registry)

Windows95/98/NTで、周辺機器(キーボード、フロッピーディスクドライブ、ハードディスクなど)アクセスプログラム(ドライバ)やアプリケーションソフトウェアの動作に関する設定情報を記録したファイルです。
Windowsに付属しているレジストリエディタという専用のソフトウェアで編集できます。ただし、むやみに設定内容を変えるとシステムが動かなくなる可能性があるため、初心者は、レジストリの変更は避けた方が良いでしょう。

ワーム(Worm)

通常のウイルスは感染対象のプログラムを必要としますが、ワームは、感染対象となるプログラムがなく、自分自身の複製をコピーして増殖します。
ネットワークに接続されている他のマシンに出現するので、ネットワーク内を這い回るように見えることから、この名称が付けられました。

ワクチンソフト(Vaccine Soft)

ウイルスを検査、駆除するソフトウェアのことです。ウイルス対策ソフトと同義語。
パソコンソフト販売店で、一般のソフトと同様に販売されています。最近のウイルスは巧妙に隠れるため、常にワクチンソフトでのウイルス検査が欠かせません。新しいウイルスが次々と出現していますので、ウイルス個々の特徴を集めたウイルスパターンファイル(ウイルス定義ファイル)を常に更新することが大切です

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