情報セキュリティセミナー開催総括

平成11年12月7日
情報処理振興事業協会

   近年、インターネットの劇的な普及に代表されるように社会の情報化が急速に進み、 それに伴い情報セキュリティ対策の重要性が高まっています。特に最近、 電子メール機能を悪用したコンピュータウイルスの被害報告が急増したり、 世界中でウェブの改ざん事件が起きるなど情報システムに対する脅威が増しつつあります。 このような背景をふまえて、IPAでは全国の通産局と共催して、情報セキュリティの最新動向と対策に関するセミナーを「コンピュータウイルス」「コンピュータ不正アクセス」「暗号技術」「セキュリティ評価・認証」の4テーマで構成したプログラムで10月26日より11月30日までの期間に全国12ヶ所で開催しました。

   受講者数は合計で1,038名で、1,000名を超える参加が得られ、昨今話題になっている2000年ウイルスや今年度新たに加えたテーマ「セキュリティ評価・認証」に関して各種質問も出され、ネットワークセキュリティに対する関心の高さを示しました。

   会場で回収したアンケート(回収率89%)によると、今回初めて参加した人が76%でした。参加者の業種別では情報処理関係企業が57%、製造・建設関係が12%、官公庁・地方公共団体関係が11%でした。

   全国12会場の開催地、開催日、受講者数、会場の状況を下記一覧に示します。

   受講者数合計 1,038名

開催地
(開催日)
受講者数 会場の状況(主な質問)
札幌
(10/26)
75名 アンケートでは、「対策ソフト導入の参考になった」、「対策の取り組み方がよく理解できた」とのコメントがあった。
仙台
(10/28)
135名 「ウイルスを作る目的は何か」、「パスワードの総当たり法とは」、「個人の暗号鍵の管理方法とは」等の質問がなされた。
大阪
(11/2)
129名 「セキュリティホールとは」、「暗号化とウイルス感染について」、「評価・認証の相互承認について」などの質問がなされた。
横浜
(11/5)
122名 「IPAとJPCERTの違いについて」、「インターネットサービスとISO/IEC15408の取得について」などの質問がなされた。
金沢
(11/10)
88名 アンケートでは「現在持っている知識の整理ができた」などのコメントがあった。
新潟
(11/12)
 98名 「Y2Kウイルスへの対策はどう考えているのか」などの質問がなされた。
名古屋
(11/15)
87名 「パスワードの長さは」「評価・認証はイントラネットも対象とするのか」などの質問がなされた。
福岡
(11/17)
105名 「Y2Kウイルスについてどう考えたらよいか」などの質問がなされた。
高松
(11/19)
 32名 「ウイルスは誰が作るのか」、「ウイルス感染被害届で方法は」、「暗号システムの組み込み委託について」などの質問がなされた。
広島
(11/24)
 90名 アンケートでは、「セキュリティの大切さが理解できた」、「知識の再確認になった」などのコメントがあった。
米子
(11/26)
 40名 アンケートでは、「セキュリティ対策実施の参考にしたい」とのコメントがあった。
沖縄
(11/30)
 37名 アンケートでは、「対策導入の参考になった」、「問題点が理解できた」などの回答が多い。

以 上