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情報セキュリティ

「W32/Mydoom」ウイルスの亜種に関する情報

2004年 8月17日
独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター(IPA/ISEC)

このウイルスは、メールの添付ファイルを介して感染を拡大します。下記概要に示すようなメールを受け取った場合は、添付ファイルを決してダブルクリックすることなく、メールごと削除して下さい。
なお、このウイルスは8月16日に出現していますので、それ以降にワクチンソフトの定義ファイルを更新していないと発見できないことがあります。各ワクチンベンダーのWebサイトを参照して、最新のウイルス定義ファイルに更新して下さい。

>> ワクチンソフトに関する情報

影響を受けるシステム

Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT, Windows 2000, Windows XP

概要

このウイルスは、自身の複製をメールの添付ファイルとして拡散する活動を行います。

感染すると、Windows ディレクトリに rasor38a.dll 、Windows の system ディレクトリに winpsd.exe をコピーします。さらに、レジストリファイルを変更することによって、Windows の起動時に必ずウイルスが実行されるように設定します。

メール送信活動:

感染したコンピュータ内のファイルからメールアドレスを収集し、取得できたアドレス宛にウイルスメールを送信します。

メールの件名、本文、添付ファイル名、差出人アドレスは次のようになります。

  • 件名: photos
  • 本文: LOL!;))))
  • 添付ファイル名: photos_arc.exe
  • 差出人アドレス(From): コンピュータから取得できたアドレス

バックドアのインストール:

ウイルスは、特定のWebサイトよりバックドアプログラムをダウンロードして実行します。これにより、感染したパソコンを外部から操作できるようになります。

このウイルスは、2004年8月20日21時11分11秒まで動作し、それ以降の時刻では活動を停止します。ただし、インストールされたバックドアは残ります。

対応方法

添付ファイルを開くことなく、当該メールをそのまま削除して下さい。

最新の検索エンジンとパターンファイルにアップデートしたワクチンソフトで検査を行い、感染の有無を確認して下さい。発見されたファイルがウイルスそのものであれば、「駆除」できません。その場合は、ファイルを「削除」して下さい。

修復方法

感染してしまった場合の修復方法は、ウイルスファイルの削除の他にレジストリ等の修正が必要となります。
手動による修復方法が下記ワクチンベンダーのサイトに掲載されていますが、コンピュータに関する高度な知識が必要であり、特にレジストリの修正等は少しでも間違えると、コンピュータが正常に起動しなくなる場合もあるので注意が必要です。

また、無償の修復用ツールがワクチンベンダーから配布されているので、そちらを使う方法も有効です。各ベンダーが記述している「使用上の注意」をよく読み自己の責任において使用して下さい。

修復ツール提供サイト

参考情報

ワクチンソフトウェアベンダー提供の情報(日本語)

ウイルス対策のトップページこちらをご覧下さい。

更新履歴

2004年 8月17日 掲載