2001年8月16日更新

変更履歴


2001年 8月15日
情報処理振興事業協会
セキュリティセンター(IPA/ISEC)


緊急警告

  

 ●情報処理振興事業協会(略称IPA・村岡茂生理事長)は、2001年8月のコンピュータウイルスの発見届出件数が急増し、極めて深刻な事態となっているため緊急警告を行う。

 8月15日現在の届出件数は、1,711件(7月1,738件の約2倍のペース)で、過去最多の 2000年12月の 2,778件を上回るペースとなっている。

 また、実害率(実際にパソコンに感染した割合)は先月と同様に20%近くの高い値となっている。

 

 届出件数の多い主なウイルスは、W32/Sircam(797件)W32/Hybris(236件)W32/Magistr(220件)W32/MTX(107件)で、この 4種類のウイルスで、届出全体の約80%を占めている。

 
  届出件数 感染件数 実害率
 W32/Sircam 797 178 22.3%
 W32/Hybris 236 18 7.6%
 W32/Magistr 220 11 5.0%
 W32/MTX 107 22 20.1%
 その他 351 103 29.3%

合  計

1711 332 19.4%

 これらのウイルスは、何れもメールの添付ファイルを介して感染を拡げるウイルスで、添付ファイルを実行(ダブルクリック)しない限り感染することはない
 ウイルスがアドレス帳等を使ってメールを送信するため、多くの場合は友人、知人からウイルス付きのメールが届くことになる。友人、知人からのメールでも、添付ファイルは安易に実行(ダブルクリック)しないようにされたい。

     参考:メールの添付ファイルの取り扱い 5つの心得

 また、これらのウイルスは、感染するとワクチンソフトで修復(駆除)することができなく、復旧には、多大な労力がかかる。最新のワクチンソフトを活用し、感染前に発見・削除することが肝要である。

●参考情報

W32/Sircam に関する情報
W32/Hybris に関する情報
W32/Magistr に関する情報
W32/MTX に関する情報

     ウイルス対策のトップページこちらをご覧ください。

変更履歴

2001年 8月15日 掲載。
2001年 8月16日 主なウイルス別の届出件数、感染件数の表を追記。

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