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最終更新日:2004年 4月16日


9.4  公証サービス

9.4.1  概要

公証(Notary)サービスは、国によりその定義が若干異なりますが、主に電子文書に対する存在証明、文書保管、内容証明などの機能を、全てあるいは部分的に持つ ASP サービスの総称を言います(表 9-5)。

表 9-5 公証サービスの機能

機能

解説

存在証明

タイムスタンプを発行することで、電子文書の存在と原本性の証明を行う公証サービス。

文書保管

電子文書を保管し、バックアップや 2重化(災害対策)などを行う公証サービス。

内容証明

法的な電子文書などに対して記載内容の正当性を保証するなど、電子文書の内容について適合性を保証する公証サービス。

現在、日本ではタイムスタンプサービスや、電子公証役場[96] などが利用できます。

9.4.2  今後の動向

公証サービスに対する操作(登録要求・内容確認など)は、業務やサービスにとらわれない共通の機能が必要となります。これら共通的に必要な機能に対応したプロトコルが RFC 3029(DVCS:Data Validation and Certification Server Protocols)で規定されています(図 9-9)。

図 9-9 DVCS を利用した公証サービス

今後、DVSC や同様な手順を利用した公証サービスが増える可能性があります。


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