
さて、これまで、4コマ漫画を通して、個人の行なうセキュリティ対策のポイントを学んできました。ここで、個人ユーザが留意すべき情報セキュリティ対策を項目別に整理してみましょう。
1.の基本的な対策を行い、2.の心構えに留意することで、ウイルス、ボット、スパイウエアなどの不正プログラム対策を行なうことができ、Web閲覧やメールの使用に伴う危険もほぼ回避できます。またインターネットを気持ちよく使うためには、お互いの権利やプライバシーを侵害しないように配慮する必要がありますので、3.の他人の権利を侵害しないための心構えも重要です。
最後に、4コマ漫画では伝えきれなかった、基本的対策の「Webブラウザやメーラーの設定を適切に行なう。」「万が一のために必要なファイルのバックアップを取る。」がなぜ必要かについて少し説明しましょう。
Webサイトでは、コンテンツの魅力を高めるために、JavaScript、ActiveXコントロールなどの技術が使われています。これらは優れた技術で、Webサイトにさまざまな機能もたらし、利便性を向上させます。しかし、悪用される可能性を増やしている、とも言えます。Webブラウザには、セキュリティレベルを設定する機能がありますので、どの機能を許可し、どの機能を制限するのかを設定します。Internet Explorerの場合、[ツール]→[インターネットオプション]→[セキュリティ]または[詳細設定]でこれらの設定を行います。
メーラーの場合、問題になるのは、HTMLメールを使っている場合です。HTMLメールに(k.)があると、その(k.)を悪用して、メールをプレビューしただけで、ウイルスに感染することがあります。HTMLメール機能はオフにしましょう。もちろん、(k.)にパッチをあてるという対策も必要です。
また、どんなに注意していても、ウイルス感染などにより、データを破壊されるなどの被害にあうことがあります。そこで、万が一のために、データは必ずバックアップを取っておくことが必要です。
インターネット上にはどのような脅威があり、なぜこのような対策が必要かということを知って、適切な対策を行なうことで、インターネットを快適に楽しく使いましょう。