
( )に入る言葉を考えてみましょう。解答はページの一番下から見られます。
現在の私たちの生活は、情報通信技術(ICT)のおかげで、とても便利になりました。例えば、(a.)で検索すると、あらゆる情報が瞬時にして手にはいります。昔は手紙という手段しかなかったのに、(b.)の登場によって、簡単に意志や情報の伝達ができるようになりました。買い物や銀行送金も、(a.)経由で自宅からできます。さらには、携帯電話や情報家電の発達によって、携帯電話でもテレビを見ることができたり、家の外にいても、お風呂を沸かしたり、DVDレコーダのスイッチを入れることができます。
しかし、このように、生活が便利になる一方で、(a.)上で起こる被害も、だんだん悪質になってきています。たとえば、IDやパスワードを盗まれて、銀行口座のお金を他人の口座へ不正に送金されたり、見ず知らずの人が、自分に(c.)てWebショッピングをしたりなど、インターネット上での被害が、現実の金銭的被害に結びつくケースが目立つようになってきています。ウイルスや不正プログラムによる被害もあとを絶たず、スパイウエアやボットの脅威も取りざたされています。
(a.)を使う個人にとって、頭の痛いことは、これらの脅威と対策について、自ら学習して、自分の身は自分で守らなければならない、ということです。それなのに、(a.)上では、次から次へと新しい脅威が発生しています。例えば、昔は、(d.)について知っていれば良かったのに、今は、(e.)や(f.)、フィッシング詐欺、ファイル交換ソフトにまつわる情報漏えいの脅威など、知らなければいけないことが多すぎるのです(しかも、知らないと被害にあってしまいます)。それに、セキュリティ対策を教えてくれる様々なニュースや対策サイトも、ちょっと難しいセキュリティ用語を使っているので、その用語を理解するのもひと苦労です。例えば、「ぜい弱性」という言葉の意味を知らないと、ぜい弱性対策をどのようにするかがわかりません。
そこで、この原稿では、マンガで個人のセキュリティ対策のポイントをお知らせすることにしました。
主人公は、クジョたいさく氏。ウイルス駆除対策をはじめ、情報事件を専門にしているコンサルティング事務所の所長です。しっかり者のナイスガイのように見えるのですが、その実体は、ドジでマヌケなチョイ悪オヤジ。セキュリティ対策も穴ばかりで、被害にあってしまいます。こんなことでは、情報事件専門のコンサルティング事務所をやっていけるのかどうか、心配になってしまいます。そんなクジョ氏にアドバイスをしてくれるのが、クジョ氏の隣人で、セキュリティ対策の大家、Dr. セキです。フルネームは関由利貞(せき・ゆりさだ、くれぐれもせき・ゆりていと読まないように)。
なお、この物語はフィクションであり、実在の人物や事件とは何の関係もありません。
さて、物語を始めるまえに、影の登場人物についてお知らせしましょう。
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| Mr. Jacks Modular | (d.) | (e.) | (f.) |
| ジャックス・モジュラー: | 某国連邦捜査局の捜査官。未解決の情報事件を解決すべく追い続けます。 |
| (d.): | 第三者のプログラムやデータベースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムです。感染すると、大量のウイルスメールの自動送信など様々な悪さを仕掛けてきます。 |
| (e.): | コンピュータウイルスの一種。コンピュータに感染し、コンピュータをインターネットを通じて外部から操ることを目的として作成されたプログラムで、感染しても気づきにくいという特徴があります。 |
| (f.): | 利用者や管理者の意図に反してコンピュータにインストールされ、利用者の個人情報やアクセス履歴などの情報を収集するプログラムです。 |