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情報セキュリティ

新たな脅威に対する意識調査報告書の公開について

掲載日 2007年2月7日

独立行政法人 情報処理推進機構
セキュリティセンター

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA、理事長:藤原 武平太)は、インターネット利用者を対象とした「情報セキュリティに関する新たな脅威に対する意識調査(2006年度)」を実施し、報告書を公開いたしました。

調査の結果、パスワードを定期的に更新していない人が4割以上であり、また、セキュリティパッチを適用していない人が2割を超えるなど、個人利用者の一部には、必要な情報セキュリティ対策が未だ十分に浸透していない状況が判明しました。

1.調査概要

(1) 調査方法:ウェブアンケート
(2) 調査対象:15歳以上のPCインターネット利用者
(3) 調査期間:2006年11月15日~11月16日
(4) 有効回答数:5,316人
 ※今回の調査は、2006年2月に実施したものに引き続き、第2回目の調査である。

2.調査結果概要

(1) 情報セキュリティ対策の実施状況

 PCの保有者に対して、パスワードを定期的に更新しているか、Windows Update等によるセキュリティパッチの適用をしているかを聞いた。

(i)図1(2006年11月調査)、図2(2006年2月調査)に示すとおり、自分自身でパスワードを定期的に更新しているという回答は34%(今回)に留まっており、前回の39.1%から減少した。また、前回調査と同じく4割以上の人が実施していない状況である。
なお、「家族や友人などが実施」との回答が4.6%(今回)、3.5%(前回)あり、相変わらず、本人を識別するためのパスワードを自分以外の人に管理してもらっているという現状が判明した。
このように、パスワードに対する意識が依然として低い状況が続いており、実施していない人も多く存在することから、改めてパスワードの重要性を啓発していく必要がある。

パスワードの定期的な更新
※画像のクリックで拡大表示

(ii)セキュリティパッチの適用状況については、図3、4に示すように、「自分自身で実施」、「家族や友人などが実施」を合計すると約77%が実施しているという状況に変化はなかった。しかし、「実施していない」、「わからない」を合わせ、依然として2割を超える人がセキュリティパッチの適用を実施しておらず、セキュリティパッチの適用の重要度が増す中、無防備な状態で利用している人がまだ多く見受けられる。

Windows Update等によるセキュリティパッチの適用
※画像のクリックで拡大表示

(2) 情報セキュリティに関する事象の認知度・理解度

ウイルスやスパイウェア等の情報セキュリティに関する事象について、言葉を知っているか、事象を理解しているか(3問のクイズに対する正答数により判断)について調査した。

情報セキュリティに関する事象の理解度

 図5に示すように、「コンピュータ・ウイルス」については、ほぼ100%の人が言葉を認知しており、事象の正しい理解も6割を超えた。
また、今回新規に聞いた「ワンクリック不正請求」については、7割を超える人が言葉を認知していたが、事象を正しく理解している人は約2割に留まった。

(3) 情報セキュリティに関する被害経験

 パソコンを利用している上でどのような被害に遭ったことがあるかを聞いた。
ウイルス感染が最も多く、約4割の方が被害にあっている。
また、IPAにも多数の相談が寄せられている「ワンクリック詐欺」については、インターネット利用者の約1割の人が被害を経験していることが判明した。

情報セキュリティに関する被害経験

 「情報セキュリティに関する新たな脅威に対する意識調査(2006年度)」の報告書は、以下の URL にて公開しています。

(参考)

お問い合わせ先

独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター 花村/木邑
TEL:03-5978-7527 FAX:03-5978-7518
E-mail:電話番号:03-5978-7501までお問い合わせください。