(1) サービスへのアクセス制限
Windows XPでは、さまざまなプログラムが動作し、ネットワークからアクセスできるようになっています。攻撃者はこの機能を利用して、不正アクセスを試みます。対策としては、ネットワークからの利用者に許可するポートを必要最小限にします。
ここでは、ネットワークのファイアウォール機能を使用して、パケットフィルタリングを行い、必要なポートだけを開放する設定を行います。
以上で、設定は終わりです。複数のネットワーク接続設定がある場合は、すべての設定を確認してください。特に、ダイアルアップ接続、無線LAN接続は、ファイアウォールを有効にすることをお勧めします。
さらに、この設定を行った後は、できる限り通信テストを行うことをお勧めします。設定は簡単ですが、ファイアウォール機能を有効にすると、思わぬ機能が使用できなくなることも考えられます。また、ポートスキャナツールをつかって、必要なポートのみ公開されているか確認してください。
なお、ファイアウォール機能を有効にしても、公開されているポートを使用して、悪意のあるユーザーが攻撃を試みるかもしれません。特に、セキュリティホールが見つかった場合は、その弱点をついた攻撃を受けるかもしれません。よって、日ごろのサーバ管理と、セキュリティ情報のチェックが必要です。
(2) null(ヌル)接続の制限
null(ヌル)接続とは、ユーザー名とパスワードが空(null)の状態でサーバなどに接続を行うことをいい、Windows特有の問題です。
しかも、null接続そのものは非常に簡単です。悪意のあるユーザーは、この方法でサーバに接続した後、さまざまなテクニックを使って、ネットワーク情報、共有、ユーザー、グループ、レジストリなど、可能な限りの情報を収集しようと試みます。「レッドボタン」問題、nullセッション接続、匿名ログオンなどとも呼ばれ、侵入者が使用する最も危険な手段の1つとなっています。
Windows XPでは、この接続に対する制限を行う機能を持っています。
以下に説明するレジストリの変更によって、この方法による情報漏洩の大部分を防ぐことができます。
null接続による動作を制限しているだけで、接続は可能です。 しかも、この制限をしているにもかかわらず、ある特定のツールを使用した、ユーザーとグループ情報の取得方法が知られています。もちろん、この問題も他の対策と組み合わせることで解決できます。
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