ここでは、Apple Mail 1.2 (v546)を安全に使用するための環境設定について説明します。
Apple Mail 1.2 (v546)の一般的な情報に関しては、
を参照ください。
Apple Mail 1.2 (v546)のセキュリティ情報については、Mac OS X v10.2の節をご覧ください。
(1)Apple Mail 1.2 (v546)(以下、Mail)の環境設定について
Mailの環境設定について説明しますので、以下に従って環境設定(初期設定)を開いてください。
また、ここではMailを安全に使用するための設定についてだけ述べますので、その他の環境設定の詳細に関しては、Mailの「ヘルプ」メニューから「Mail ヘルプ」をご覧ください。「ヘルプ」メニューの「Mail の新機能とは?」を選択すると、Mailの新機能について閲覧できます。
(2)「アカウント」
「アカウント」では、APOP、認証付きSMTP(SMTP Auth)、SSLによる暗号化通信など各種の設定が行えます。それぞれの設定については、「アカウント」の「編集」ボタンを押して行います。新規にアカウントを追加する際には「追加」ボタンを押して行いますが、以下を同様に参考にしてください。
なお、Mailでのアカウント情報はキーチェーンに格納されます。
(3)「アカウント」の「アカウント情報」タブ
ここでは、送信用メールサーバ(SMTPサーバ)に関するセキュリティ設定が行えます。
「アカウントの種類」などの各欄は、利用する環境に応じて適宜に設定してください。
「送信用メールサーバ」の「オプション...」ボタンを押します。
「SSL(Secure Sockets Layer)を使用」にチェックマークを入れると、メール送信時にSSLによる暗号化通信を行うことができます。
「認証」メニューから、任意の認証方法を選択し、「ユーザ名」と「パスワード」欄に適切な値を入力することで、認証付きSMTPを利用することができます。
以上の設定が、使用しているSMTPサーバで利用できるかどうかはシステム管理者などにご確認ください。
(4)「アカウント」の「特殊なメールボックス」タブ
迷惑メールに関する設定を行うことができます。
迷惑メールに関する詳細は、後述の「迷惑メール機能について」をご覧ください。
「迷惑メッセージを削除するとき」メニューから、適宜な設定を選択します。後述する「迷惑メール機能について」と併せて、慣れるまでは長めの期間にしておき、慣れたら短めに変更すると良いでしょう。
前述の「アカウントの種類」で、「.Mac」か「IMAP」を選択していた場合には、「迷惑メッセージをサーバに保存する」のチェックボックスが現れます。「迷惑メッセージを削除するとき」の期間と併せて使用することで、迷惑メールをサーバに残したまま一定の期間後に削除することが可能になります。
(「アカウントの種類」で「POP」を選択している場合には、「迷惑メッセージをサーバに保存する」のチェックボックスは表示されません)
(5)「アカウント」の「詳細」タブ
メール受信時のセキュリティ設定が行えます。
「SSLを使用」にチェックマークを入れると、メール受信時にSSLによる暗号化通信を行うことができます。
「認証」メニューから、任意の認証方法を選択します。
(「アカウントの種類」で「POP」を選択している場合には、「MD5 チャレンジ応答」を選択することでAPOPを利用したメール受信となります)
以上の設定が、使用しているPOPサーバやIMAPサーバで利用できるかどうかはシステム管理者などにご確認ください。
(6)「表示」
メールの表示に関する設定を変更します。
また、悪意のあるオブジェクトが埋め込まれていた場合のトラブルを回避します。
(7)「迷惑メール」機能について
Mac OS X v10.2に同梱されたMailには、「迷惑メール」機能があります。これは、Mailにあらかじめ備わっている迷惑メールフィルタに基づいて、迷惑メールと判断されたメールを「迷惑メール」ボックスに送るというものです。
また、どんなメールを迷惑メールとしてMailに判断させるかの基準を、ユーザーの指示によりMailにトレーニングさせることが可能です。標準状態のMailはこのトレーニングモードで稼働しており、Mailが迷惑メールと判断したメールを色を付けて表示します。
「自動」モードに切り替えると、「迷惑メールを移動」して良いかを問うダイアログが表示されるので、「はい」を選択します。
「自動」モードに切り替えた後は、これまで学習させた基準に従って受信した迷惑メールは自動的に「迷惑メール」ボックスに送られます。また、「迷惑メール」サブメニューで「カスタム...」を選択し、ルールを追加することで 、さらに基準の精度を高めることが可能です。
「+」ボタンを押してルールを追加し、例えば「Subject」「が次で始まる」「未承諾広告」などと追加します。
迷惑メールの判断基準が不十分な場合は、再度、「迷惑メール」サブメニューで「トレーニング」モードに切り替えます。また、「リセット...」を選択することで学習した基準をリセットすることが可能です。
(8)迷惑メールを「差出人に戻す」
Mailの迷惑メール機能にはもう一つ、迷惑メールを「差出人に戻す」という機能があります。迷惑メールを選択し、「メッセージ」メニューから「差出人に戻す」を選択すると、「Returned
mail: User unknown」と題されエラーを装ったメールを返信することができます。
ただし、迷惑メールに類するメールは差出人(From)を詐称していることが多いので、この機能を利用する際には十分に注意してください。
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