ftpdとしてwu-ftpdを使用している場合が多いでしょう。
Linux,FreeBSDといったOSのインストールを行い、ftpdを起動しなければならない場合に考えなければならない点がいくつかあります。
ftpdを動かす際、まずwu-ftpdのバージョンがいくつかを確認することから始まります。
特にwu-ftpdにおいては何度もセキュリティホールが発見され、その度毎に新しいバージョンが出されています。
もし、最新版でなければftpdを起動する前に最新版に入れ替えてください。
これは、ファイル転送を行うプロトコルであるがために、root権を奪われたり、
パスワードファイルを盗まれたり、
任意のプログラムを実行するということが可能なセキュリティホールが潜んでいる可能性があるためです。
現在発見されているセキュリティホールで致命的な部分がいくつかあります。
まず、SITE EXECのバグがないかどうかを確認します。これは、"2.2以前にあった問題です。SITE EXECコマンドを使用することによって、システムにある実行可能なプログラムやスクリプトを実行することができます。
よって、ftpdは最新にしなければならないのです。
使用しているftpdがwu-ftpdでなくても最新版に入れ替えるべきです。
たとえば、ProFTPD 1.2.0以前では、一つでも書きこみ可能なディレクトリが存在する場合に対象となるホストのroot権を取得することができる問題がありました。
Anonymous FTPサーバを構築する場合、
まずFTPのホームディレクトリは書き込み不可にすべきです。
これ以下のディレクトリやファイルの権限をいくら注意深く設定しても、
ホームディレクトリの権限が間違っていると全て意味の無いものになります。
# chmod 555 # chown rootたとえば、これを行わないと、攻撃側から.rhostsを送り込まれるのです。
| ディレクトリ |
アクセス権限 |
ユーザのアクセス権 |
|---|---|---|
| ftp |
ownerはroot アクセス権は555 |
読み取りと実行 |
| ftp/bin |
ownerはroot アクセス権は555 |
読み取りと実行 |
| ftp/bin/ls ftp/bin/date |
ownerはroot アクセス権は111 |
実行 |
| ftp/etc |
ownerはroot アクセス権は555 |
読み取りと実行 |
| ftp/etc/passwd |
ownerはroot アクセス権は444 |
読み取り |
| ftp/etc/group |
ownerはroot アクセス権は444 |
読み取り |
もし、古いバージョンのから最新にアップグレードを行い続けたサーバの場合、
incomingディレクトリが残っている場合があります。
このディレクトリは、ユーザがファイルを公開する際にputを行う場所でした。
しかし、これは誰でもput/getできるため、不正なファイルの交換に悪用されることがあります。
このディレクトリは削除し運用方法を見直すべきです。
|
% ls -l total 4 dr-xr-xr-x 2 root operator 512 7/12 1999 bin dr-xr-xr-x 2 root operator 512 7/12 1999 etc drwxrwxrwt 2 root operator 512 4/17 2000 incoming drwxr-xr-x 2 root operator 512 7/12 1999 pub |
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ftpd : localhost : allow ftpd : .ipa-sec.com : allow |
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allow yamada www.ipa-sec.com |