スマートカードは携帯性にも優れ利用が簡単なため幅広く普及し始めているが, 現在市場に出回っているすべてのスマートカードが如何なる攻撃に対しても 内部情報を外部に漏らさない構造を持っているかというと,必ずしもそうとは言えない. スマートカード内のデータを不正に読み出す方法がいくつか報告されており, 実際にデータを取り出した事例も報告されている.
本調査では,スマートカード内のデータを不正に読み出す方法,
その対策方法,ならびに各解析方法に対する耐性の評価方法について調査する.
加えて,スマートカードの規格や安全性評価方法の標準化動向に関する
調査も行い整理する.