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破壊型解析法の手順として下記が文献で示されている.
- スマートカードのパッケージ開封
カードから取り外したチップをある種の溶剤に浸すことで
チップ表面の保護膜の除去を行う.
- ネットリスト作成
各種顕微鏡を用いて撮影したチップ表面の写真を解析し,
トランジスタレベルでのネットリストを得る.
- マニュアルプロービング
マニュアルプロービングワークステーションと呼ばれる装置を用いて
チップ上のバスラインへのプロービングを行う.
また解析に用いる主な装置として次のようなものがある.
- 顕微鏡
- 共焦点光学顕微鏡
- 電子顕微鏡のように試料を真空中に置く必要がなく,
普通の光学顕微鏡に比べて解像度とコントラストが良い.
- 電子顕微鏡
- 電子顕微鏡には大きく分けて透過型電子顕微鏡(TEM: Transmission Electron
Microscope)と走査型電子顕微鏡(SEM: Scannig Electron Microscope)の二つがあり,
TEMは試料の微細領域の組成や構造の解析を,
SEMは試料表面に対する解析を行うことができる.
- 波形解析装置
- EBテスタ
- 回路内部のAC波形測定,論理波形測定
- マニュアルプローバ
- 回路内部の絶対電位測定,回路内部への信号印可
- 解析補助装置
- 簡易RIE装置
- 保護膜および層間絶縁膜の剥離
- FIB (Focused Ion Beam)加工装置
- イオンビームによる集積回路内部の配線の切断・接続.
表III.1にFIB加工装置とレーザーカッタの機能の比較を示す.
表 III.1:
FIB加工装置とレーザーカッタとの比較表
| |
FIB |
レーザーカッター |
| 最小加工寸法 |
 |
 |
| スループット |
遅い |
早い |
| 深さ方向の制御 |
容易 |
困難 |
| 熱的なダメージ |
殆ど無し |
有り |
| 加工形状 |
矩形 |
すり鉢状 |