|
Windows NTでは通常サーバに対してSMBセッションを開設する場合、チャレンジ・レスポンスの仕組みを用いることによりパスワードを暗号化して送りますが、ネットワーク認証の下位互換性のためにサーバが要求した場合に限り暗号化無し(プレーンテキスト)のパスワードを送出する機能を持っています。暗号化無しのパスワードをネットワーク上に送出することは、ネットワーク経路上でモニタリングされることによりパスワードがプレーンテキストの状態で暴露してしまう危険性があり、サイトの環境によってはセキュリティ上の大きな問題となります。そのためWindows NTサービスパック3以降では暗号化無しのパスワードを送出する機能がデフォルトで禁止されるようになりました。
しかし一方で、サービスパック3以降の適用後暗号化無しのパスワードを送出する機能がデフォルトで禁止されることにより、ネットワーク認証にプレーンテキストのパスワードを要求するようなSMBサーバ(SambaやHewlett-Packard (HP) LM/X等)に対して接続できなくなるという現象が発生します。この問題は、サーバの要求に応じて暗号化無しのパスワードを送信するように設定することで回避することが可能です。
サーバの要求に応じて暗号化無しのパスワードを送信するには、次のいずれかの設定を行ないます。
![]()
「レジストリエディタ」を起動し、次のレジストリキー値を作成または設定した後、リブートします。
| Key | HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Rdr\Parameters |
| Name | EnablePlainTextPassword |
| Type | REG_DWORD |
| Value | 1 |
暗号化無しのパスワードを送信しないようにする場合は、値に「0」を設定します。
![]()
「ローカルポリシー」の中の「セキュリティオプション」で、以下を「有効」に設定します。
サードパーティSMBサーバーに接続するときに、暗号化無しのパスワードを送信する