下位LM互換の制限

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point1.jpg (5745 バイト)

Windows NTでは、次の2種類のチャレンジ/レスポンス認証をサポートしています。

 b4.jpg (2057 バイト) LanManager (LM) チャレンジ/レスポンス

 b4.jpg (2057 バイト) Windows NT チャレンジ/レスポンス

現在の Windows NT クライアントは、下位互換性としてLM認証(LMレスポンス)のみをサポートするサーバーへのアクセスを可能にするために、デフォルトで両方の認証タイプを送信します。しかし、LM認証によるチャレンジ/レスポンスはネットワーク上を流れるパケットから、比較的容易にパスワードを解析される危険性があります。このため、下位LM互換を制限し、より安全なWindows NT 認証(NTLMレスポンス)のみ利用する設定ができます。

また、サービスパック4からは、Windows NT認証のより強力なバージョンとして、NTLMv2が提供されるとともに、ドメインコントローラ側で許可する認証方式を指定できるように拡張されています。(J030795Q147706)

次のいずれかの方法により、下位LM互換の制限を設定することができます。

レジストリ*レジストリを編集する前には、必ずバックアップを行ってください。

「レジストリエディタ」を起動し、次のレジストリキー値を作成または設定した後、リブートします。

Key HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\LSA
Name LMCompatibilityLevel
Type REG_DWORD
Value 0,1,2,3,4,5 (デフォルト 0)

値による動作

Level 0 LMおよびNTLMレスポンスを送る;その際、NTLMv2セッションセキュリティを使用しない
Level 1 サーバが要求した場合のみ、NTLMv2セッションセキュリティを使用する
Level 2 NTLM レスポンスのみ送る
Level 3 NTLMv2 レスポンスのみ送る
Level 4 ドメインコントローラは、クリアテキストおよびLMレスポンスを拒絶する
Level 5 ドメインコントローラは、LMおよびNTLMレスポンスを拒絶する(NTLMv2のみ受け入れる)

Level 4、Level 5 はドメインコントローラにおいて有効な値です。ドメインコントローラで Level 4、Level 5 を設定した場合、LMレスポンスのみ利用可能なWindows 95/98等からは接続できなくなります。

SCM

「ローカルポリシー」の中の「セキュリティオプション」で以下を設定する。Level 3以上はSCMからは設定できません。

 b4.jpg (2057 バイト) 下位 LanMan 互換のパスワードを送信する

常時 Level 0
要求時 Level 1
互換性なし Level 2

point2.jpg (6115 バイト)

設定値による動作の違いは以下の表のようになります。

○ : 接続可能
× : 接続不可

サーバ

ワークステーション

Level 0

Level 4

Level 5

NT LANMAN 1.0 クリアテキスト

×

×

Windows 98(LMレスポンスを送信)

×

×

Level 0 LM,NTLM レスポンスを送信

×

Level 1 NTLMv2 によりネゴシエート
(LM、NTLMレスポンスを送信)

×

Level 2 NTLM レスポンスのみ送信

×

Level 3 NTLMv2 レスポンスのみ送信

 


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