下位LM互換の制限

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point1.jpg (5745 バイト)

Windows 2000では、次の2種類のチャレンジ/レスポンス認証をサポートしています。

 b4.jpg (2057 バイト) LanManager (LM) チャレンジ/レスポンス

 b4.jpg (2057 バイト) NT LM チャレンジ/レスポンス

現在の Windows 2000 クライアントは、下位互換性としてLM認証(LMレスポンス)のみをサポートするサーバーへのアクセスを可能にするために、デフォルトで両方の認証タイプを送信します。しかし、LM認証によるチャレンジ/レスポンスはネットワーク上を流れるパケットから、比較的容易にパスワードを解析される危険性があります。このため、下位LM互換を制限し、より安全な NTLM レスポンスのみ利用する設定ができます。

また、Windows 2000では NT LM 認証のより強力なバージョンとして、NTLMv2が提供されるとともに、サーバ側で許可する認証方式を指定できます。

次のいずれかの方法により、下位LM互換の制限を設定することができます。

レジストリ*レジストリを編集する前には、必ずバックアップを行ってください。

「レジストリエディタ」を起動し、次のレジストリキー値を作成または設定した後、リブートします。

Key HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\LSA
Name LMCompatibilityLevel
Type REG_DWORD
Value 0,1,2,3,4,5 (デフォルト 0)

値による動作

Level 0 LM & NTLM 応答の送信
Level 1 ネゴシエートされた場合 LM&NTLMを送信
NTLMv2セッションセキュリティを使用
Level 2 NTLM応答のみ送信する
Level 3 NTLMv2応答のみ送信する
Level 4 NTLMv2応答のみ送信 LMを拒否する
Level 5 NTLMv2応答のみ送信 LMとNTLMを拒否する

Level 4、Level 5 はドメインコントローラにおいて有効な値です。ドメインコントローラで Level 4、Level 5 を設定した場合、LMレスポンスのみ利用可能なWindows 95/98等からは接続できなくなります。

SCM

「ローカルポリシー」の中の「セキュリティオプション」で以下を設定する。

 b4.jpg (2057 バイト) LanManager 認証レベル

LanMan と NTLM の応答を送信 Level 0
LM & NTLM 応答の送信 Level 0
NTLMv2応答のみ送信 LMを拒否する Level 4
NTLMv2応答のみ送信\LMを拒否する Level 4
NTLMv2応答のみ送信 LMとNTLMを拒否する Level 5
NTLMv2応答のみ送信\LMとNTLMを拒否する Level 5

point2.jpg (6115 バイト)

設定値による動作の違いは以下の表のようになります。

○ : 接続可能
× : 接続不可

 

サーバ

ワークステーション

Level 0

Level 4

Level 5

NT LANMAN 1.0 クリアテキスト

×

×

Windows 98(LMレスポンスを送信)

×

×

Level 0 LM,NTLM レスポンスを送信

×

Level 1 NTLMv2 によりネゴシエート
(LM、NTLMレスポンスを送信)

×

Level 2 NTLM レスポンスのみ送信

×

Level 3 NTLMv2 レスポンスのみ送信

 


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