4. コンピュータウイルスの対策の現状と課題
 

4.1 セキュリティ対策実施状況

4.1.1 現在実施しているセキュリティ対策

   コンピュータウイルスのセキュリティ対策については、各国ともほぼ100%の事業所が現在実施している。具体的な対策としては、「ワクチン等の利用」が最も多く、次いで「各種ファイルのバックアップ」となっている。

  4.1.1 現在実施しているセキュリティ対策 

                   複数回答有り(米国:n=1126、ドイツ:n=127、北欧:n=78、韓国:n=254、台湾:n=618、豪州:n=772
 

4.1.2 今後実施予定のセキュリティ対策

    (1)引き続き継続するセキュリティ対策
     
       現在実施しているセキュリティ対策を含む、今後実施予定の対策としては、「ワクチン等の利用」が最も多く、次いで「各種ファイルのバックアップ」となっている。

       韓国では、現在実施されている対策に比べて、「コンピュータウイルスについての予防教育」が増加している。
     

    4.1.2(1) 引き続き継続するセキュリティ対策
                       複数回答有り(米国:n=1087、ドイツ:n=454、北欧:n=1020、韓国:n=290、台湾:n=586、 豪州:n=769
     

    (2)今後の実施予定 

   今後の実施予定については、台湾を除いて、各国とも「ファイヤーウォールの構築」が最も多く、次いで「コンピュータウイルスについての予防教育」となっている。

   台湾では、「コンピュータウイルスについての予防教育」を優先的に行う必要があると感じているようである。
 

4.1.2(2) 今後のセキュリティ対策の実施予定
                                複数回答有り(米国:n=1024、ドイツ:n=74、北欧:n=308、韓国:n=164、台湾:n=174、豪州:n=57
 

4.1.3 ウイルス対策に関するユーザ教育

   ウイルス対策に関するユーザ教育は、米国、ドイツ、北欧、台湾では半数以上の事業所で実施している。その内容としては各国とも「情報を入手して配付」が多い。

  4.1.3 ユーザ教育の内容

(複数回答有り)

 

その他:インターネットに接続しているユーザ間の議論、など
 

4.2 ワクチンソフト

4.2.1 情報源

   ワクチンソフトの情報源としては、「ベンダーからの情報」、「市販の解説書」、「専門誌」を用いる場合が多い。
 

4.2.1 ワクチンソフトの情報源

 

国名

 

情報源

米 国

ドイツ

北 欧

韓 国

台 湾

豪 州

回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
専門誌

93

16.5%

56

11.2

60

9.8

71

14.3

94

17.7

36

8.9

カタログ等

63

11.2

66

13.2

88

14.3

100

20.1

65

12.3

21

5.2

口こみ

28

5.0

104

20.7

100

16.3

108

21.7

43

8.1

88

21.7

市販の解説書

109

19.4

118

23.5

92

15.0

34

6.8

91

17.2

55

13.6

講演会、セミナー

22

3.9

22

4.4

28

4.6

20

4.0

59

11.1

14

3.5

ベンダーからの情報

108

19.2

35

7.0

79

12.8

56

11.3

123

23.2

73

18.0

販売店での情報

46

8.2

38

7.6

82

13.3

55

11.1

35

6.6

34

8.4

公的機関

26

4.6

30

6.0

31

5.0

4

0.8

20

3.8

15

3.7

その他

67

11.9

32

6.4

55

8.9

49

9.9

0

0.0

69

17.0

合   計

562

100.0

501

100.0

615

100.0

497

100.0

530

100.0

405

100.0

(複数回答有り)

 その他:フェア、インターネット、テレビ番組、新聞、など


 

4.2.2 導入目的

   ワクチンソフトの導入目的としては、「感染確認」が最も多く、次いで「感染防止」となっている。
 

4.2.2 ワクチンソフトの導入目的 

(複数回答有り)

 

4.2.3 選択基準

   ワクチンソフトの選択基準として重視しているものとしては、「ハード構成・OS」、「基本機能」、「使いやすさ」、「メーカーの信頼度」、「アフターサービス」である。
 

4.2.3 ワクチンソフトの選択基準

 

国名

 

選択基準

米 国

ドイツ

北 欧

韓 国

台 湾

豪 州

回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比 回答数 構成比
ハードウェア構成及びOS

174

13.8%

105

14.1

53

8.9

101

13.2

138

16.6

45

8.8

基本機能

171

13.5

89

12.0

84

14.2

206

26.9

132

15.9

109

21.3

価格

138

10.9

63

8.5

30

5.1

118

15.4

110

13.3

43

8.4

補助機能

66

5.2

29

3.9

29

4.9

12

1.6

40

4.8

10

2.0

処理速度の速さ

84

6.6

73

9.8

41

6.9

55

7.2

66

8.0

21

4.1

使いやすさ

136

10.8

108

14.5

77

13.0

57

7.4

71

8.6

55

10.8

インストールのし易さ

135

10.7

92

12.4

53

8.9

70

9.1

72

8.7

48

9.4

メーカーの信頼度

184

14.6

66

8.9

73

12.3

67

8.7

85

10.2

63

12.3

アフターサービスの良さ

150

11.9

91

12.5

75

12.7

76

9.9

116

14.0

61

11.9

その他

26

2.1

28

3.7

77

13.0

5

0.7

0

0.0

56

11.0

合   計

1264

100.0

744

100.0

592

100.0

767

100.0

830

100.0

511

100.0

(複数回答有り)

 その他:多言語対応、持続監視能力、定期的なアップデート、ウイルスの検出範囲、信頼性、など